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こっちを向いて手招きをしてくる。
後ろを振り向いても誰も居なくて 自分を指さしていたら
微笑んで席を立ち こっちに向かってくる。
やばいやばいやばい こっち来る！！！
ごめん、健！と思いながら楽譜をぎゅっと握ってぎゅっと目を瞑って居れば
良「 良かったら 中入り？ 」
頭の上から聞こえたのは ギターの音色と同じくらい優しい声で 、
そのままギター先輩に(心の中でそう呼ぶことにした)着いていき第2音楽室に入る。
サラッと椅子を出してくれて どーぞなんてエスコートまでしてくれた。
なんだこの紳士先輩。
(心の中だけだから、呼んでるの。)
良「 えっと、部活見学？」
「 あ、いや、その小島健に忘れ物を…」
そう言えば “あー なんか無いって騒いどったなぁ。”
なんてまるで仏のような笑みで健を見守るような笑みで笑ってる。
良「 まあ、多分もうそろ帰ってくると思うで。」
「 ありがとうございます… 」
良「 俺が預かって渡してもいいんやけどさ、すぐ帰らな阿寒かったりする？ 」
「 いや、全然！暇です！ 」
良「 ほな、来るまで聞いてや。」
全力で首を縦に振れば 落ち着いてって言われて。
さっきの続きからって 今度はドア越しではなく 目の前で ギターの音色を感じた。
あー、幸せ。
なんだこれは 。
そんな幸せすぎる時間は長くは続かない。
健「 もんくん！無かったぁぁあ！！！ 」
第2音楽室のドアが荒々しく開けられました。
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girl - すごくキュンキュンしました！この二人の今後も見てみたいです！できたら続編お願いします！ (2018年10月27日 0時) (
レス) id: 53daf28369 (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - きゅんきゅんしました〜！すごく良かったです！ぜひ続きが見たいです！ (2018年7月14日 11時) (レス) id: 36f9006ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ふうた - めっちゃよかったです！短編集楽しみに待ってます。正門君マジリアコ！ (2018年7月7日 22時) (レス) id: a813b17333 (このIDを非表示/違反報告)
廉しょり - 続き、無理のない範囲でお願いします！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: d33008032f (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新されるのが楽しみで仕方ない作品でした。短編集でも不定期でももうなんでもいいので()続きが読みたいです！ (2018年7月7日 2時) (レス) id: 98f815bbcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろ | 作成日時：2018年4月9日 2時
