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手招きをされて隣に座る。
大「 まず言うけど別に俺はあのチビをAちゃんの彼氏だと思ったことは無い。」
チビって、どっこいどっこいやろ。
大「 あ、今お前もチビやろとか思ったやろ。」
「 いや、思ってないっす。」
大「 まあ、それはええとして。俺はなんて言うんやろ補助輪みたいなもんやねん。」
「 補助輪？ 」
大「 正門そろそろ補助無しで走ってほしいねんけどなぁ。」
さっきから何を言うてんねんこの人は。
大「 あーもう、せやから！わかるやろ？ 」
「 え？ 」
大「 そんだけ正門のこと見てるなら今の正門がどんな気待ちか。」
「 どんな気待ち？ 」
大「 ほれ、見てみ、あの面倒くささ全開の笑顔。」
見たくなくて背けてた視線をもう一度戻す。
西畑先輩そう言われても楽しそうにしか見えなくて、
これ以上見てたら多分泣く。
いくら彼の親友がそう言おうと、
好きな人が他の女の子といる所なんて見たくない。
「 西畑先輩、すいません、失礼します。」
こうやってまた逃げるんだ。
大「 ちょっ！！ もう、まだ補助輪か俺。」
それにチーズケーキを食べに行った日の笑顔が
表情が正門先輩そのものだとするのなら、
さっきの笑顔は仮面を被っているように見える。
なんて思う自分を西畑先輩に見透かされてる気がするから。
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girl - すごくキュンキュンしました！この二人の今後も見てみたいです！できたら続編お願いします！ (2018年10月27日 0時) (
レス) id: 53daf28369 (このIDを非表示/違反報告)
minami(プロフ) - きゅんきゅんしました〜！すごく良かったです！ぜひ続きが見たいです！ (2018年7月14日 11時) (レス) id: 36f9006ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ふうた - めっちゃよかったです！短編集楽しみに待ってます。正門君マジリアコ！ (2018年7月7日 22時) (レス) id: a813b17333 (このIDを非表示/違反報告)
廉しょり - 続き、無理のない範囲でお願いします！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: d33008032f (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新されるのが楽しみで仕方ない作品でした。短編集でも不定期でももうなんでもいいので()続きが読みたいです！ (2018年7月7日 2時) (レス) id: 98f815bbcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろ | 作成日時：2018年4月9日 2時
