第279話 ページ42
｢そんじゃあ、はじめー！｣
そんな玄野さんの気の抜けた声で、戦いが始まる。
早速目の前で動くオーバーホールさん、速い、だが目で追えない程じゃない、それに...
『(イズクの方が速い...)』
ゆらりと攻撃を躱す、2度、3度、4度...と躱していく。そんなに難しいことではない、それに個性も少ししか使っていない。
｢余裕そうだな。｣
『はい、まぁ...まだ。』
最初から本気で、なんてよく言えたものだ。あなたが本気を出さないというのに、私が出すはずがない。
何より、出す程でもない。
そう思った時
｢ふっ、ならここからは...｣
『っ！』
速っ...！？
｢本気だ。｣
ほんの一瞬で、予備動作もなく、オーバーホールさんの動きが速くなる。尋常じゃないほどの速さだ。さっきと比べる程もない。
オーバーホールさんの手が私の顔を掠める。危ない、やばい、死ぬかと思った。
なんだあの手は、殺気が丸出しだった。当たったら死ぬ、何かはわからないが絶対に死ぬ。冷や汗どころじゃない、体中から水分が溢れでてきた。
『っ......、』
｢察しがいいな、この手には触れない方がいい。
まぁ、｣
そう楽しそうに言うオーバーホールさん。
｢出来るものならな。｣
『っ！』
はっっっやい！！ァっぶないｨ死ぬかと思った！！！
ヤバイヤバイやばい個性なしでこれとか次元が違うじゃんか、なんで私こんな人と戦ってんの！？頭おかしいんじゃない！？
｢逃げてばかりか？それじゃあ、いつまでたっても勝てないが。｣
『勝てるわけないじゃないですか！もうこんなに追い詰められてっるんですよぉっわぁ！』
喋らせるくせに攻撃やめないのなんなんですか！3回ぐらい死にかけたじゃないですかもう！
なんて心の中でサイレントシャウトしていると、少し怪訝そうな顔をしてオーバーホールさんが話す。
｢まともに個性も使っていないのにそう言うな、本気を出してみれば見方も変わるだろう。ほら、｣
こせi...ん？あ...
『あ、(忘れてた)』
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ペンドラー(プロフ) - ひるたさん» お久しぶりです！読んでくださってありがとうございます！ミニキャラはお気に入りの絵師さん等の絵柄を真似して描いてみるといいですよ！そのいくつかの中からご自身にあったものを選んで極めると楽しいです！ (2019年11月13日 7時) (
レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 神ですね。相変わらずの。 お久しぶりです。ひるたです!みにキャラのコツを教えていただきたいでs((( (*ﾉ´□`)ﾉ お願いします！ (2019年11月12日 23時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - ユルルルークさん» ありがとうございます！今度時間が空いたら夢主のイメ画とか描いてみると思うのでそちらも見て頂けたら嬉しです！ (2019年8月25日 13時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - ぎるさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！夏休みが終わるまでには更新できるようになると思うので、早く終わるように頑張ります！！ (2019年8月25日 13時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク(プロフ) - 絵がすんごい可愛いｯ!! (2019年8月25日 13時) (レス) id: ac46a20481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンドラー | 作者ホームページ：
作成日時：2019年6月10日 19時
