第242話 ページ3
その声を聞いて、さらに窮地に立たされた感覚に陥る
『っ...』
どうすればいい、あれはお茶子ちゃんだ...
正直声なんて忘れかけていたが聞けばわかる、それに現に見えるところに彼女がいるのだ間違えるはずがない
『はっ...はぁ』
呼吸が苦しくなる、何で...こんな時に、、
『(死柄木...さん、探さなきゃ...早く......しなきゃ)』
足元が覚束無い...、考えろ、今すぐに、死柄木さんを見つけなきゃいけないんだ
幸いお茶子ちゃんは視界から外れた、ここら辺から離れたんだ...
『(...お茶子ちゃんがいるってことは...、他の人たちもいる可能性がある...
確か雄英はもう少しで夏合宿とかがあったはず...、その買出しかなんかだろう...
なら極力、他の人達に見つからないように...人混みに紛れて...、死柄木さんを探さなきゃ)』
苦しい中、妙に冷静に回る頭に救われる
『急げ...、早く...動け...あし』
ほとんど真っ白な頭で体を動かす
最初に死柄木さんを見失った1階の真ん中へ足を進め、死柄木さんを探す
『(いない...、いない......何処に...)』
どんどん息が苦しくなる、辛い、何で...こんな時に......
『(ダメだ...もし、もしこのまま死柄木さんが見つからなかったら...私はぶっ倒れるんだろう)』
それだけはダメだ、目立ってしまうだろう、私だって知られてしまうだろう、見つかってしまうだろう、彼らにアイツらに
ぎり と唇をかみ締める
また...あそこに引き戻されるんだ、嫌だ絶対にそれだけは嫌なんだ...
『死柄木さん...、、、』
泣きそうになりながら、震えた声を漏らす
周囲の喧騒に紛れて、その音は静かにかき消される...
はずだった
｢A...？｣
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ペンドラー(プロフ) - ひるたさん» お久しぶりです！読んでくださってありがとうございます！ミニキャラはお気に入りの絵師さん等の絵柄を真似して描いてみるといいですよ！そのいくつかの中からご自身にあったものを選んで極めると楽しいです！ (2019年11月13日 7時) (
レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 神ですね。相変わらずの。 お久しぶりです。ひるたです!みにキャラのコツを教えていただきたいでs((( (*ﾉ´□`)ﾉ お願いします！ (2019年11月12日 23時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - ユルルルークさん» ありがとうございます！今度時間が空いたら夢主のイメ画とか描いてみると思うのでそちらも見て頂けたら嬉しです！ (2019年8月25日 13時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - ぎるさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！夏休みが終わるまでには更新できるようになると思うので、早く終わるように頑張ります！！ (2019年8月25日 13時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ユルルルーク(プロフ) - 絵がすんごい可愛いｯ!! (2019年8月25日 13時) (レス) id: ac46a20481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンドラー | 作者ホームページ：
作成日時：2019年6月10日 19時
