4 ページ4
.
『お好きな席にどうぞ〜』
店員さんはそう言いながら、扉に 『close』と書かれたプレートを引っ掛けた。
なんとなく、カウンター席に座ってみる。
店員さんが水を持って来てくれた。
『すみません。 本来ならもう閉めている時間なので、オムライスのみになってしまうんですけど…』
「いやいや、全然っすよ。 何だか申し訳ないです。
オムライス1つ、お願いします」
『かしこまりました。少々お待ちくださいね!』
彼女は笑顔で厨房へと入って行った。
店内はBGMも何もなく、彼女の料理をする音だけが響く。
俺が座っているカウンターからは、厨房が見えるようになっていて
まあ、彼女の姿も当然ながら見えるわけで。
何となーく、その姿を眺める。
『今日は、どこから来られたんですか?』
急にこっちを向いて話しかけられたから、一瞬、ドキリと心臓が跳ねた。
やばっ、見てたのバレたかな…
「えーっと、 ほ、北海道です」
39人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
める(プロフ) - 優衣さん» 私の拙い文章をここまで読んで下さり、感謝です(;_;)リクありがとうございます!次の作品は、遥輝さんを予定してますよー!続編、検討させて頂きますね^_^ (2016年10月16日 18時) (レス) id: 394eaa1712 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 完結お疲れ様でした^ ^ 個人的にその後の続編希望です!また 次は遥輝のお話が読めたら嬉しいです^o^ (2016年10月16日 11時) (レス) id: 3af760ad69 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - はちさん» ありがとうございます!そう言って頂けるだけで嬉しいです(;_;)ステキな卓さん書けるように更新頑張ります♪ (2016年10月14日 20時) (レス) id: 394eaa1712 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます!嬉しいです(o^^o) これからも、2人の事を見守ってあげてください! (2016年10月14日 20時) (レス) id: 394eaa1712 (このIDを非表示/違反報告)
はち - はじめまして!読んでてキュンキュンしちゃいました(>_<)卓さんステキですね。これからも楽しみにしてます! (2016年10月14日 19時) (レス) id: 5232ccc564 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:める | 作成日時:2016年10月8日 18時