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「えっ…」
『本当はもうおしまいなんですけど、せっかく来て頂いたんですし…
食材もまだあるので、よろしかったらどうぞ?』
「でも…迷惑やないですか?」
『全然!私は大丈……』
ぐぅぅぅ
店員さんの言葉を遮ったのは、盛大に鳴った俺の腹の音。
「………すみません」
ここまで盛大だと、恥ずかしいというより、呆れて物も言えない。
店員さんはクスクスと笑っている。
『…あっ、ごめんなさい。面白かったので、つい…』
どうやら、涙が出るほどツボにはまったらしい。
「…そんなに、ですか?」
『だって…まるでマンガみたいだったから……』
「…なんか、こんな状態で言うのも恥ずかしいですけど…
オムライス、頂いてもいいですか?」
『ふふっ、もちろんです』
どうぞ、と笑顔で扉を開けてくれた店員さんに導かれて、中に入った。
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める(プロフ) - 優衣さん» 私の拙い文章をここまで読んで下さり、感謝です(;_;)リクありがとうございます!次の作品は、遥輝さんを予定してますよー!続編、検討させて頂きますね^_^ (2016年10月16日 18時) (レス) id: 394eaa1712 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 完結お疲れ様でした^ ^ 個人的にその後の続編希望です!また 次は遥輝のお話が読めたら嬉しいです^o^ (2016年10月16日 11時) (レス) id: 3af760ad69 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - はちさん» ありがとうございます!そう言って頂けるだけで嬉しいです(;_;)ステキな卓さん書けるように更新頑張ります♪ (2016年10月14日 20時) (レス) id: 394eaa1712 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます!嬉しいです(o^^o) これからも、2人の事を見守ってあげてください! (2016年10月14日 20時) (レス) id: 394eaa1712 (このIDを非表示/違反報告)
はち - はじめまして!読んでてキュンキュンしちゃいました(>_<)卓さんステキですね。これからも楽しみにしてます! (2016年10月14日 19時) (レス) id: 5232ccc564 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:める | 作成日時:2016年10月8日 18時