MY STORY2

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裕side



章『やーやっ！こないで！』



裕『章大、あーって言える？』



章『あー！』



『上手だねー！』




1度開けてしまったら早くて、
ちゃっちゃと検査してくれてた。
自分がやられてたらあんまわからへんけど
人がやられてるの見たら凄いなぁって思うねん
だって、小さい章大の口の中の歯を
一本一本チェックしてんねんで？




『虫歯が1本あるねー。
小さいからちゃっと削っちゃおっか』



章『ややーーー！ｷﾞｬｰｰｰｰ!』



裕『大丈夫、大丈夫。なんも怖ないから。
ほら、章大そっち見たらあかん。』



章『こあいー！！！！』




検査から逃れた瞬間から、
逃げようとするから必死に押さえる。
俺も、虫歯治療の時泣いてた気するな




忠『章ちゃんは何レンジャーが好き？』



章『しょーちゃんはぶるー』



忠『ブルーが好きなん？』



章『うん！かっこよくてつよいんだよ！』




ちょうどいい時におとんが通りかかって
章大の機嫌が治った時に、
寝かせて口を開かせた。
本人はまだ理解してへんねやろうな
楽しそうにブルーについて語ってる




『じゃあ行くねー』



章『やーーーーーー！！！！！！』




ほんまにちゃちゃっと削ってくれた。
さすがプロやな。
でも、当の本人は大泣きで
終わった瞬間からずっと俺にくっついてる
麻酔もしてへんし痛くもないはずやけど
器具が結構怖いねんなぁ

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