MY STORY2

歯医者嫌いや！ ページ7

忠義side



忠『歯医者さん行くから準備してなー』



裕『えぇっ？！なんでやっ！』



忠『定期検診や。口の中綺麗にしてもらうねん
普段から歯磨きしてたら大丈夫やから。
ほら、行くでー』



す『俺熱あるかもー』



忠『熱あるやつはそんな呑気にせぇへん
はよ行くから準備してやー』



亮『りょーもおねつさんやっ！』



忠『亮ちゃんも元気やろ？ほら、冷たいわ
あ、章ちゃんはどこ？！』




歯医者に連れていくだけでこの苦労。
なんせ、うちの子全員歯医者嫌いやねん。
音が嫌いやねんて。
ほんまは1人ずつで連れてってもええねんけど
手間もかかるし面倒やから、
一気に見てもらうねんけどなぁ、、、




章『ややっ！しょーちゃ、いかん！』



忠『だーめ！行くよ！』



隆『ぱぱ、信ちゃんもおらん！』



忠『えー？隆くん呼んできてー！』




すばるの真似してソファーに横になる亮を
抱えて着替えさせて準備し、
章ちゃんの着替えに入ると、
亮はまたソファーに寝転がった。




忠『裕！』



裕『にゃ、なんやねん！』



忠『暇なら手伝ってくれ！
すばると亮を動かして！』



裕『えー、、、すばるー』



す『はーい』




ほんま、協力せぇへんな！
呼んだだけやんけ！
亮なんかこの状況を楽しんでるし、、、




忠『あ、章ちゃん！逃げへんの！』



章『こないでっ！』



忠『予約時間すぎるからはよしてー』




右手に章ちゃん、左手に亮ちゃん。
いつも通りウエストポーチで出かける。
なかなか思い通りに行かへんな

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