MY STORY2

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忠義side



忠『ちょ、裕！！！どこ行くねん！』



信『俺、追いかけようか？』



忠『危ないし俺行くわ。
下3人のことお願いしてもええ？』



信『わかった。すばる！』



す『任せろ！おとん、はよ行ったって。
あいつ、ビビりやし泣き虫やし』




俺の声が聞こえてないんちゃうか？
それくらいなんの反応もない。
外は真っ暗。慌ててあとを追いかけた。
まぁ、俺もそれなりに運動できるからさ？
裕の後ろをずーっと走っとった。
ってか、どこまで行くねん！




裕『……おとんなんて大っ嫌いやー！！！！』




展望台に着いた時、そう叫んだ裕。
おとん、後ろにおるんやけどなぁ、、、




忠『裕、スッキリしたか？』



裕『えっ、おとん？！』



忠『家出するからビックリしたわ。
1人がええんなら離れとくけど。』



裕『いや、や、、、』



忠『そ？ならそこに座らせてもらうわな』



裕『…おとんは俺の事嫌いなんやろ？』



忠『なわけないやん。好きやで？』



裕『じゃあ、なんで信じてくれへんの？』




信じる？なにを？
あ、、、もしかしてさっきの事？
でもあれはどう考えても裕が悪いねんけど、、




忠『信じることとあかんことはちゃうやろ？』



裕『さっきは、俺が悪かったけど、、、
わざとやないしその前やって信じてくれてへん
ランドセルも片付けたし、
昨日、散らかしたのも俺ちゃうもん、、、』




うわっ、その事やったん？
確かに裕は反抗してたけど、
決めつけて怒ってもうたな、、、、

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