MY STORY2

頼りすぎたらあかん！ ページ29

裕side



忠『裕、ランドセル片付けや〜』



裕『今ええところやねん！あとで！』



忠『はいはい、30分以内に片付けや』



裕『わかったー！』




ゲームできる時間って決まってるから、
今やるしかないねん！
ランドセルなんか後でええやろ！




忠『すばるー！お前、風呂で遊んだやろ！』



す『あー、片付けるの忘れてたわ』



忠『はよ掃除しろ！』



す『へいへーい。あとで〜』




結局、ゲーム終わった時には
ランドセルはおとんが片付けてくれて
風呂掃除もおとんがやってた。
なんや、言わんでもやってくれればええのに。




忠『章ちゃん、亮ちゃん、お風呂入るよ』



亮『ややっ！』



章『いま、あそんでるのー！』



亮『ぱぱ、ひとりではいってー！』



忠『ほら、はよ入るで』




おとんは章大と亮を担いで風呂に入った。
風呂からは2人の泣き叫ぶ声が聞こえてきたけど
無視無視！




隆『なぁ、裕にぃ』



裕『ん？』



隆『ぱぱ、なんかおかしない？』



裕『いつも通りやろ』



す『ほれ、隆！お前の番やで』



隆『そっか、そうやんな！はーい！』




ほんまはゲームする時間やないけど、
風呂入ってるからあと30分はできるなって
思っててやってたらおとんが出てきてもうて、




忠『ゲームの時間ちゃうやろ！』



す『あっ、、！セーブしてへん！』



裕『はぁ？！ありえへんわ！』



忠『約束の時間過ぎてるんやから。
ほら、はよ風呂入れ』



す『あーあ、せっかく進めたのになー』



裕『最低や。』




ほんま、ありえへん！
なんでいきなり消されなあかんわけ？！
おとんなんて大っ嫌いや！

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