MY STORY2

亮の熱 ページ18

忠義side



忠『章ちゃん、亮ちゃん、起きてや〜』




いつも通り小学生組を送り出し、
チビふたりに声をかける。
とりあえず、章ちゃんを抱きかかえ、
椅子にセットして次は亮ちゃん。




忠『亮ちゃん、おっきしよ』



亮『んっ、、』




あれ、、、いつもよりすんなり起きるやん。
なんて思って脇の下に腕を入れると、
明らかに熱い、、、




忠『亮ちゃん、ちょっと抱っこするで？』




半分意識のない亮ちゃんを抱っこし、
耳に入れるタイプの体温計で熱を測ると
まさかの39度越え。うそやん、、、




忠『とりあえず、章ちゃんを幼稚園に、、、
いや、先に亮ちゃんか、、、』




こういう時、ワンオペは困る。
章ちゃんを休ませたら1人でお留守番やし
かと言ってしんどい亮ちゃんを、、、




忠『章ちゃん、ご飯食べよっか』



章『んっ！しょーちゃはこっちがいいなぁー』



忠『じゃあこっちでええよ。』



章『たこさん、こんにちわっ！
きょーはね、しょーちゃんは、、、』




いつも通りのマイペースやねんけど、
そんな暇はないねん！
まぁ、でも、その隙に、、、！
亮ちゃんを着替えさせ、水を飲ませ
カバンの準備もして病院に行く準備完了。




章『りょー、いかへんのー？』



忠『亮ちゃんはしんどいやからお休みやで』



章『じゃー、しょーちゃもおやすみするねっ』



忠『章ちゃんは元気やから行きますよー』




一応熱計ってんけどThe平熱で、
さっさと着替えさせて幼稚園バッグ持って
車に乗せて出発。うわ、、ギリやな、、、

2→←作者から※必読

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