まもりたい (ページ33)

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忠義side

りょーちゃんはぼくがあげたブレスレットを
ずーっとつけてさわってた。
ぱっとみたときに、りょーちゃんににあうって
おもったからそれにした。

いっぱいどうぶつみれたし、
くまさんのぬいをかってもらった。
ぺんぎんさんとおなじくらいのさいずで
ぺんぎんさんよりぎゅーってしやすい。

雛『亮、寝たみたいよ』

裕『ほんまやな。たぁも寝てるんか』

ほんまはねてないけど、
めをつむってねてるふりしてた。
きょうはぱぱとままがたくさんはなしてくれて
ぼくをたくさんみてくれた。
でもね、あんまりわらわないから、、、
ぼくのせいでむりしてるんじゃないかなって
だから、ねたふりしてた。

雛『今日、たぁくんたのしかったかな』

裕『どうやろうな、、、。
でも、ごはんもおもちゃもそうやけど、
やっぱり亮に譲ってるし、、、』

雛『いつか、甘えてくれるんかな、、、
亮みたいにたぁくんも』

裕『どうやろな、
でも、もう我慢させたくないねんな
たぁはお兄ちゃんやなくてたぁやからさ、
いっぱい愛してやりたいな』

雛『そうね、、、』

ぼく、がまんなんてしてないよ？
それにぼくは亮ちゃんのお兄ちゃんやもん。
亮ちゃんがとなりで笑ってたら、
ばくはしあわせでうれしいよ？
今日はすごくたのしかったよ。
だから、ぱぱとままもわらって？
ぼくのせいでわらえないんなら、
もう、ぼくのことみなくていいから、、、
だから、前みたいに笑って？