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事務所にこーじさんの上着を置いてからまた倉庫に戻るとこーじさんの姿が何処にもなかった。
あれ、何処に行ったんだろう？
そのうち戻って来るかなと思い、あと残り少しだった在庫調査をしようとした時外が騒がしいことに気づく。
カーテンで仕切られただけの倉庫と店内。
私はカーテンを開き顔だけを出して店内を覗いた。
そこにはこーじさんと、こーじさんを囲む主婦が三人。
こーじさんは、主婦たちに囲まれていても直ぐにわかった。
なにしてるんだろう？
｢こちらの商品は、どちらかと言えばデスクワークなどをしていらっしゃる方用ですね。お客様は乾燥するとのことなのでこちらが良いと思いますよ｣
｢あらそぉ？ ピンク色のケースもついてるのね。可愛いくて気に入ったわ｣
商品の説明してたのか。
｢こちらのケースは只今限定でして、お買い求めいただいたお客様には差し上げますよ。お色はピンクとグリーンがありますが、お客様だと可愛らしいピンクが似合うかと思います｣
｢そう？ じゃあ、これ貰うわ｣
｢ありがとうございます！｣
頬を赤く染め頬に手を添える主婦は、案外まんざらじゃない雰囲気だ。
こーじさんはニコッと爽やか笑顔のままお辞儀をした。
｢藤原さん、お客様のレジお願いできる？｣
私が見てたの気づいてたの？
驚きつつも、私はお客様をレジへと案内した。
｢お疲れさま｣
渡されたデーター表をこーじさんに渡すと、缶ジュースをくれた。
見上げる私にこーじさんは、｢ご褒美｣と片目を閉じる。
うっ、かっこいい。
｢藤原さん、今日はもう上がりだっけ？｣
｢まぁ―……｣
名字呼びなことにがっかりししまう。貰ったジュースの飲み口に唇を押し当てたまま、ぶぅと頬を膨らませる。
……て、私どうした？
これじゃまるで……
ぶんぶんと浮かんだ考えを払うために頭を左右に振った。
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ゆきんこ(プロフ) - ももさん» ももさま！コメントありがとうございます😭🙏 あまりコメント頂けないので面白くないんだろうなって思ってたのでとても嬉しいです😆 最後まで楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2022年3月19日 9時) (
レス) @page38 id: aab9c47478 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 恋の始まりのキュンをいただきました(^^)くーっ！続き楽しみにしています。 (2022年3月18日 23時) (レス) @page39 id: 32975d39fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - みぃ。さん» みぃ。さーーーん！！コメントありがとうございます😆待ってたって言葉が嬉しいです！！ありがとうございます😊頑張ります♡♡ (2022年3月10日 9時) (レス) id: aab9c47478 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ。(プロフ) - こんにちは！待ってました、🧡さん！更新楽しみにしてますねっ！ (2022年3月10日 7時) (レス) @page6 id: fb4296a570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2022年3月9日 23時
