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私も、飲んでみたいな。チラリと隣のこーじさんを見る。
こーじさんはビールをゆっくりと飲んでいて美味しそう。
あの泡美味しいのかな？
｢あかん」
｢へ？｣
｢Aちゃんは未成年やろ。お酒は二十歳になってからや｣
スーッと手前のビールを遠ざけられてしまう。
くそぉ、ちょっとくらい良いじゃんと拗ねる私。だってそうじゃん。
美波は良くて私が駄目な理由が分からない。不公平。
｢一口くらい良いんじゃね。Aちゃんも大人の味経験したいよねえ？｣
救いの女神……いやふっか様が現れる。
もしかしたらと期待したが、期待は期待に終わる。
｢あーかーん！俺が誘った手前、俺には責任があんねん｣
｢ケチ｣
｢ケ〜チ〜！｣
ふっかさんの真似をして美波も舌を出した。
そんな二人に｢はいはい｣と、手をヒラヒラさせて軽くあしらうこーじさん。
けちんぼ、と心の中で毒吐いた。
居酒屋を出ると空はうっすらと雲がかかっていた。
｢明日雨降るかもなぁ｣
一歩前を歩くこーじさんがポツリと呟いた。
美波たちはまた何処かに消えて、そして私はこーじさんに送ってもらっている最中だ。
昨日同様、駅についた私は｢此処でいいです｣と言ったけど今日は聞き入れてもらえなかった。
｢Aちゃん、遅ぅなって悪いなぁ｣
｢ううん。 まだ２１時前だし大丈夫｣
あと少しで家につく。２１時ジャストには間に合うだろうとホッとする。
だって昨日は散々お母さんに怒られたから、さすがに二日続けてだとヤバい。
｢怒られんか？ 責任感じるやん｣
はあ、と溜息。
それにズキっと胸が痛んだのは何故だろう。
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ゆきんこ(プロフ) - ももさん» ももさま！コメントありがとうございます😭🙏 あまりコメント頂けないので面白くないんだろうなって思ってたのでとても嬉しいです😆 最後まで楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2022年3月19日 9時) (
レス) @page38 id: aab9c47478 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 恋の始まりのキュンをいただきました(^^)くーっ！続き楽しみにしています。 (2022年3月18日 23時) (レス) @page39 id: 32975d39fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - みぃ。さん» みぃ。さーーーん！！コメントありがとうございます😆待ってたって言葉が嬉しいです！！ありがとうございます😊頑張ります♡♡ (2022年3月10日 9時) (レス) id: aab9c47478 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ。(プロフ) - こんにちは！待ってました、🧡さん！更新楽しみにしてますねっ！ (2022年3月10日 7時) (レス) @page6 id: fb4296a570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2022年3月9日 23時
