ガバガバエゴイストとあそぼう！【d!】【男主】 (ページ6)

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よかと的アンハッピーハロウィンページ6

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「てかお菓子は？？？くれんの？」

「ｴｪ…もうぼく末路見えてるんやが………ゾムさーん、離してくれないとお菓子渡せねぇっす」

「……………」

「……………」

「……よし、悪戯やな！！！！！」

「この誘導尋問なんとかしようぜくそがよぉ…」

よかとは頭を抱えた。こういうことは少なくない。むしろ多いくらいであった。誘導…といってもよかとが折れるまでだったりするが、ゾムの思惑通りにしか物事が進まない強制イベント。

はぁあ…と大きくため息を吐き出して、覚悟を決めておいた。

「おうあくしろよ、何するんや？」

「トリックオアトリートって言ってくれへんか？それで悪戯なしにしたるわ！」

「は？……え、そんだけ？」

「そんだけ」

「逆に怪しいんやが…？まぁええわ、トリックオアトリート…満足？」

「き、奇遇やなァ！俺今沢山食いもんあんねん！！！食わせたるからな！」

「オメー最初からそれが目的やっ、ちょやめろ馬鹿つっこむぐぅ！！！」

「まずマクドから食おうな、この為に朝から並んできてん！」

「ぜってーゆる、さ…んぐっ…ちょ、」

トリックオアトリート、と言った瞬間ニタニタした笑みがもっと深くなる。…それで大体察してはいたが、この強制イベントを今回も回収してしまった。

ローペースで食べれば人一倍は胃に収まるよかと。そこに目をつけたのがゾムである。
食害を行い無理矢理食事ペースをあげるとどうなるのか、という実験を行ったところお気に入りになったそうで。
メンバー内での飲み会の際に、隣に座っては付きっきりで食事の世話をされるのは最早慣れっこである。よかとゾムトントンの順で座るとその居酒屋の席は地獄と化す。

「ハロウィンに自宅で食害とかマジで可哀想やな」

「うるせぇよトントンもう話しかけんな………ゔ、ぷ…」

「吐くなよ(無慈悲)」

「………編集変わったりは…」

「ないです」

「ﾋｰﾝ……」

(アンハッピーヒロインになってました！！！！！！！！！！！！申し訳ないです)