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日射しの眩しさと鈍い痛みで目が覚める。
見慣れない天井、カーテン、ベッド。
肌寒く感じ掛けられた布団をめくって、自分の姿を確認すると、生まれたままの姿となっていた。
私の身に何が起こったんだ。
記憶を必死に呼び起こした。
居酒屋で潰れて、川尻さんに送ってもらったはず。
タクシーの中で眠ってからの記憶がない。
本当なら自宅に帰っているはずだが、何故こんな場所に。
「あ、水瀬さん
今起きた？おはよう。」
私服姿の川尻さんが声をかけてきた。
ラフな格好の川尻さん、初めて見たな。
謎な状況に置かれているのに、何を呑気なことを考えているんだ私は。
とにかく冷静になろう。
現時点で考えられることは、私がタクシーで眠っている間に行き先を変更し、川尻さんの家に連れ込まれることとなった。
そして、身ぐるみを全て剥がされた私の姿、体中の赤黒い跡、痛み。
私はとんでもないことをしてしまった。
そう気づいてからは手の震えが止まらなかった。
ヤバい、奨くんにはなんて説明しよう。
でも何で川尻さんとすることになったんだろう。
どういう流れでそうなったの。
そんなことばかりが頭の中をぐるぐると回っていた。
「水瀬さん、1回シャワー浴びてきた方がいいかも。
立てる？ 風呂場まで歩ける？」
川尻さんは前開きのパーカーを肩の上からかけ、浴室がある洗面所まで誘導してくれた。
シャワーを浴びて、自分が着ていた服を身につける。
「川尻さん、そろそろ自分の家に帰らないと。」
帰る準備をしながらこう言うと、川尻さんは何かを考え始めていた。
「やっぱり帰らないとダメ？
今日1日ぐらい泊まっていってもいいんやない？」
私は川尻さんの言葉に驚いて、体の動きを止めてしまった。
私の予測が正しければ、あんなことをしておいて、更に家に帰さないなんて一体どういうつもりなんだ。
私には川尻さんの考えていることが分からない。
「まぁ、帰るなら早い方がいいよな。
俺が送ってくよ、一緒に行こ。」
私の焦りが伝わったのか、先程とは違う発言をして、私と一緒に家を出る川尻さん。
近くでタクシーを拾い、今度はきちんと家に返してくれた。
私がマンションの中に入ろうとすると、川尻さんに手を引かれ、抱き締められた。
「俺のものになればいいのに。
奨くんに返したくない。」
そう言ってすぐに離れた川尻さんは「気をつけて帰ってね」と笑顔で私を見送った。
川尻さんの行動に困惑する気持ちを抱えながら家に帰った。
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プルメリア(プロフ) - ささん» 2作とも読んで頂きありがとうございます！ 嬉しいです！ こちらの作品優先にはなりますが、どちらも更新お待ちいただければ幸いです！ (11月7日 20時) (
レス) id: f9f8715533 (このIDを非表示/違反報告)
さ(プロフ) - 二つの作品一気に見ました☺️どちらもとても面白くてこれからも楽しみにしてます🎶 (11月7日 17時) (レス) @page19 id: 3db943dc83 (このIDを非表示/違反報告)
プルメリア(プロフ) - 3yjxQciJV7r5zPBさん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけて大変嬉しいです！ 続きをお待ち頂ければ幸いです！ (11月5日 23時) (レス) id: f9f8715533 (このIDを非表示/違反報告)
3yjxQciJV7r5zPB(プロフ) - すごく面白いです！続きが気になります！ (11月5日 23時) (レス) id: de847680fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルメリア | 作成日時：2023年11月1日 11時
