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朝、ダイニングの方へ向かうとオムレツの匂いが鼻に入ってきた。
「あ、A！ おはよう」
私に笑いかけ、朝の挨拶をするのは夫の奨くん。
大きな猫目が特徴の綺麗な顔と優しくて深みのある声に毎朝癒されている。
「はい、どうぞ」
席に着く私の前にホットコーヒーを置いてくれる奨くん。
私が「ありがと」とお礼を言うと柔らかく微笑んでくれる。
「じゃ、食べようか」
奨くんも席に着いて、同じタイミングで食べ始める。
私も奨くんも料理ができるので当番制で朝食や夕食を作っている。
ちなみに今日の当番は奨くんで、私より少し早く起きてパンとオムレツを焼いてくれていた。
「あ、そうだ！
今日、蓮と3人でご飯に行く約束してたじゃん。
昨日ようやくお店が決まってさ、でもめっちゃいい感じのところだから楽しみにしてて！」
ドヤ顔で話す奨くんを見て、可愛いな なんて思っていた。
そうして私の奨くんに対する好きの気持ちが増えていく。
正直、私の心がキャパオーバーになるくらいの勢いで惚れ直している。
顔がかっこよくて、優しくて、料理が得意で、落ち着いているように見えて意外にも子供っぽい一面がある。
こんな素敵な人と結婚できた私はどれだけ強運なのだろうか。
世界中で上位10位以内に入るくらいには運が良いと思う。
結婚は墓場なんてよく言うけれど、そんなことは一度も思ったことがない。
私は奨くんが大好きで、尊敬もしている。
自分の人生全てを預けられる 心から信頼している人。
だからこそ結婚したんだけど。
奨くんもきっと同じ気持ちなはず。
愛情表現はたくさんしてくれるけど、言葉にしなくても温かい愛情が伝わってくる。
だから、私たちはお互いに幸せなんだ、と思っている。
私たちの生活が墓場なんてことは絶対に有り得ない。
会社に行く準備を終え、家を出ようとした時
「仕事終わったら、蓮と一緒に会社のロビーで待ってて？
俺がそっちに向かうから。」
奨くんが仕事終わりの流れについて話した。
私が頷くとほぼ同時のタイミングで家を出る。
奨くんと川尻さんと3人でご飯に行くだなんて久々だな。
これを楽しみに仕事を頑張ろうと会社へと向かった。
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プルメリア(プロフ) - ささん» 2作とも読んで頂きありがとうございます！ 嬉しいです！ こちらの作品優先にはなりますが、どちらも更新お待ちいただければ幸いです！ (11月7日 20時) (
レス) id: f9f8715533 (このIDを非表示/違反報告)
さ(プロフ) - 二つの作品一気に見ました☺️どちらもとても面白くてこれからも楽しみにしてます🎶 (11月7日 17時) (レス) @page19 id: 3db943dc83 (このIDを非表示/違反報告)
プルメリア(プロフ) - 3yjxQciJV7r5zPBさん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけて大変嬉しいです！ 続きをお待ち頂ければ幸いです！ (11月5日 23時) (レス) id: f9f8715533 (このIDを非表示/違反報告)
3yjxQciJV7r5zPB(プロフ) - すごく面白いです！続きが気になります！ (11月5日 23時) (レス) id: de847680fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プルメリア | 作成日時：2023年11月1日 11時
