【WT】転生したら敵が恋人でした【knna】

エピローグ ページ36

na side

数年後。


「Nakamu、次の任務はね〜…」
「ふむふむ」

俺は正式にマフィアグループのメンバーとなって、日々訓練と任務に励んでいた。
でも、あの約束はちゃんと守ってる。

“必ず、きんときと一緒に行くこと”

だから、任務の時は欠かさず2人で行動するようにしている。

でも、

やっぱりきんときには、罪悪感が残ってるみたい。


「…本当に、後悔してないの？」
任務の話が入るたび、きんときは俺に聞く。

だから、俺はそう問われるたびに言う。



「きんときと居られるなら、それでいい」








あーあ、変わっちゃったな、俺。

気付けばあっという間の日々だったけど、よく考えたら激動の日々だったな。

最初はあんなにきんときのことを殺そうとしてたのに、気付いたらそんなこと考えられないほどにきんときのことが好きになってた。



だから、昔の俺とはおさらばして、

「今回も頑張ろうね、きんとき」

俺はきんときの隣に立てる自分になるんだ！

そう心に決めて、きんときと笑い合った。











転生したら敵が恋人でした END

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