雪 ページ23
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「あるじさまー!」
ドタドタと言う足音が、私に近づいてくる。
あーあかん、すごいあかん。
デジャブだぞぉ。
足音は私の部屋の前で止まり、止まったと同時に部屋の襖がスパーンと開かれる。
あのさ、皆結構勢いつけて私の部屋の襖開けるけどさ、壊れたらどうすんのよ。
直してね?頼むよ?
『どうしたんだい…今剣くん』
「あるじさま!ふりましたよ!!」
『槍が?』
「ちがいますよ」
私のボケは今剣くんスパッと切られた。
いつもなら、私をやや冷たい目で見てくる彼だが、今日は何だかテンションが高く、そんなことはどうでもいいと言うようにそのまま話を続けた。
審神者泣くぞ。
「ふったんですよ!」
『だから何が?』
「ゆきです!!」
私はそれを聞いた瞬間、ガバッと起き上がり、布団から出て襖の向こうを覗いた。
.
「おはよ〜…」
「おはよう、鶴さん。ご飯食べる?」
「あぁ」
鶴丸国永は、のそのそと歩いて来て眠そうに目を擦る。
刀剣男士はまだ余り起きていないのだろうか、人が少ないような気がした。
堀川国広と大和守安定も起きて来て、三振りで食事を摂ることになった。
「珍しいね、いつもは主を待つのに。また起きなかったの?」
「僕、起こしてきますよ?」
「いや、主ならもう起きてるんだ。僕達よりも早く」
「ほう、そりゃ珍しいな。で、その主は何処なんだ?」
俺がそう言うと、光坊はふぅと息をつき、半ば呆れたような顔をした。
また主が何かやらかしたのか。
そう不安に感じながら次の言葉を待つ。
光坊は、庭の方向の襖をちょいちょいと指した。
不思議に思いながら、襖を開けてみると。
『ちょ、待って!そんな一斉攻撃はダメだっていじめだよ!?』
「あははは、主さんよわーい!」
『失礼な事を言うな乱くん!喰らえ、おりゃああああ!!』
俺は襖を閉めた。
そして見てないふりをして、また食事を摂り始めた。
.
九州の方、雨は大丈夫ですか?
私も福岡に住んでいるのですが、かなりやばいです。
もしかしたら避難しなければいけないかもしれません。
九州にお住みの方、必要な方は安全に避難して、そうでない方も無事であることを祈っています。
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よこみ(プロフ) - 仙寿さん» お気遣いありがとうございます!これからもこの作品を宜しくお願いします!! (2018年8月25日 15時) (
レス) id: 5f62df7634 (このIDを非表示/違反報告)
仙寿(プロフ) - 初めましてです！いつも楽しく読ませて頂いております！体調ご慈愛しつつ、よこみ様のペースで更新して頂ければ幸いです！ (2018年8月25日 0時) (レス) id: 6a904cca90 (このIDを非表示/違反報告)
よこみ(プロフ) - 和奏さん» ありがとうございます!気遣って頂いて嬉しいです。これからもどうぞ、よろしくお願いします!! (2018年7月1日 20時) (レス) id: 5f62df7634 (このIDを非表示/違反報告)
よこみ(プロフ) - *みき*さん» ありがとうございます!更新不定期ですが、よろしくお願いします!! (2018年7月1日 20時) (レス) id: 5f62df7634 (このIDを非表示/違反報告)
よこみ(プロフ) - よっしーさん» 面白いなんて…ありがとうございます!とても励みになります!! (2018年7月1日 20時) (レス) id: 5f62df7634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よこみ | 作成日時：2018年4月6日 8時
