零番隊 弐 ページ8
その日の夜、夕食を済ませたAは、白ひげの部屋へ向かった
食堂には既に、隊長たちの姿は無かった
『...(隊長たちは父上の部屋だろうな。)』
コンコン
白「入れ。」
ガチャ
『(やっぱり。)』
白ひげの部屋には、既に隊長たちが揃っていた
白「来たか、A。」
『うん。話ってなぁに?』
マ「とりあえず、ここ座るよい」
『うん、ありがとう』
マルコに促され、マルコの横、尚且つ白ひげの近くに座った
マ「...今回から、ここがAの定位置だよい」
『?分かった』
白「...始めようか。...隊長会議を。」
隊長たちが頷く
『えっ?私隊長じゃないよ?』
白「...今回の隊長会議は、Aのことについてだ」
『…』
白「A、お前に新しく出来た "零番隊" の隊長をやって欲しい」
『零番隊?』
白「あぁ。隊長たちが所属する隊だ」
『!...私、この船の中で一番新参者だよ?そんな私に、隊長を、それも、ただの隊じゃなくて、隊長たちが所属する隊の隊長に任命するの?』
白「あぁ。やってくれるか?」
『...私で、いいなら。』
Aがそう言った瞬間、真剣な顔付きだった各隊長達が、パッと笑顔になった
白「グララララ、じゃあ決まりだな!よろしく頼むぞ!」
『分かった!』
マ「A隊長、よろしく頼むよい!」
エ「たいちょー!」
イ「お嬢が隊長なら問題ないねぇ!よろしく頼むよ!」
ハ「よろしくね!A隊長!」
各隊長達が騒ぎ出す
『うん!よろしくね!』
白「グララララ、まだ話は終わりじゃねぇぞ、お前ら」
貴・隊長達「『?』」
白「A、お前には、零番隊だけじゃなくて、17番隊の隊長も任せたいんだ」
『!..17番隊があるの?』
白「いや、まだ無い」
『???』
白「これから作るんだ。その隊はな、A」
『うん』
白「呼吸を使う隊にしたいんだ」
『!分かった!』
白「その答えが聞けてよかった。零番隊隊長として、17番隊隊長として、よろしく頼むぞ!」
『うん!』
白「グララララ!...あ、A、零番隊の副隊長は、お前が決めてくれ」
『!..直ぐには決められないよ?』
白「分かってらァ。決まったら教えてくれ。」
『分かった』
その日はそのまま、Aの隊長就任祝いの宴になった
その2日後、Aが白ひげ海賊団の隊長たちが所属する、"零番隊" の隊長になったことと、新しい17番隊隊長となったことが、新聞によって全世界に拡がった
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宵桜の館(プロフ) - 哀羅さん» 確かに言いそうですねw (2021年1月17日 18時) (レス) id: b0c551b146 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 宵桜の館さん» シャッキーさんなら言いそうだなぁとパイナップル君にしてみました笑笑笑 (2021年1月17日 18時) (レス) id: 4b111e8b4e (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 哀羅さん» これですね!教えてくれてありがとうございます!寄り使いやすくなりそうです!!!あ、"よいよい男はヴァンパイアでした"、読ませていただきました!パイナップル君で思わず笑ってしまいましたwこれからも無理せず頑張って下さいね! (2021年1月17日 13時) (レス) id: b0c551b146 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 宵桜の館さん» (○分前)の隣にあるレス、というところを押すとその人に返信できますよ!私の場合宵桜の館さんのコメントからレスを押して返信させてもらってます! (2021年1月17日 12時) (レス) id: 58cc2e87c6 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - 哀羅さん、読ませていただいてます!いえいえ!!わぁ!やったぁ!!!私も嬉しいです!!! (2021年1月17日 12時) (レス) id: b0c551b146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵桜の館 | 作成日時:2021年1月11日 18時