初めて知った、家族というもの。参

零番隊 ページ6

マルコside


Aが海軍本部へ向かった2日後、オヤジは俺たち隊長を集めて、言った。


白｢零番隊を作ろうと思う。｣


最初は、零番隊ってなんだ？って思ったよい。

オヤジに聞いたら、


白｢各隊長たちが所属する隊だ。｣


って言った。

正直、なんだそれ？って思ったよい。

詳しく聞いたら、メリットが多そうだから良かったよい。


ただ、問題はその零番隊の隊長を誰にするのかだったよい。

それをオヤジに聞いたら、Aにしようと思うって答えたよい。


Aなら．．．そう思ったよい。

異論はないよい。

Aなら、俺の隊長でも文句ないよい。

他のみんなも、


｢お嬢なら。｣

｢Aちゃんなら！｣

｢異論ないぜ！｣

｢Aなら！｣

｢いいと思う！｣


って言ってたから、問題は無さそうだよい。

みんな同じ意見でよかったよい。


副隊長はどうするか聞いたら、


白｢それはAに決めてもらおう。｣


って言ってたから、誰がなるのかまだ分からねぇけど。


いつ、話すのかねい．．．




Aは今日、全集中の呼吸を教えてくれた。

一瞬、本当に耳から心臓飛び出たかと思ったよい．．．(汗)


無事、みんな少し出来るようになれて良かったよい。


あとは各自常中を会得してくれって言われた時は本当に驚いたが、

質問は答えてくれるようだし、頼めば手伝ってくれるみたいだから、頑張るよい！


誰より早く会得するんだよい！！！





今日の夜、隊長たちとAが、オヤジの部屋に呼ばれた。

零番隊のこと、話すのかねい．．．？

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