初めて知った、家族というもの。参

レッド･フォース号 ページ45

赫｢着きました。レッド･フォース号でございます。｣

『うん、ありがとう。下がっていいよ。』

赫｢御意。｣


赫が消え、そのままレッド･フォース号に落下するA。


ベ｢！なんか降ってくるぞ！｣

シ｢え？．．．受け止めるわ。｣

ベ｢え？…あぁ。｣

『(あれ？下でシャンクスが構えてる．．．着地出来るんだけどなぁ．．．素直に受け止められるか。)』


シャンクスに受け止められるA。


『久しぶり、シャンクス。』

シ｢あぁ、久しぶり。って、何落ちてきてんだよ！｣

『いやぁ、着地出来るからいいかなぁって。』

シ｢じゃぁこの状態は？｣

『シャンクスが構えててくれたから、素直に受け止められようと思って。』

シ｢そうか．．．｣

ベ｢．．．｣(呆)


Aを甲板に降ろすシャンクス。


シ｢で、どうしたんだ？｣

『あぁ、3日くらい船に乗せて欲しくてさ。』

シ｢それは構わんが．．．｣

『ありがとう。耀哉様とベックも混じえて理由を話すよ。』

シ｢分かった。｣


シャンクスの部屋に移動するAとシャンクス。

ベンは耀哉を呼びに行った。


シ｢A、その髪．．．｣

『これも一緒に話すね。』

シ｢分かった。｣


ガチャ

ベンと耀哉が入ってくる。

ｻｯと耀哉の前に跪くA。


『お久しぶりです、耀哉様。』

耀｢久しぶり、A。元気そうだね。｣

『はい。耀哉様も、不調はございませんでしょうか？』

耀｢うん、ないよ。さぁ、話があるんだろう？顔を上げて話しておくれ。｣

『御意。

えっと…』


何があったのか話すA。


シ｢そんなことが．．．｣


青筋をたてるシャンクス。


『あ、怒らないの。大丈夫だから。』

シ｢むぅ．．．｣

『ってことで、3日くらいここに居させてもらえないかな？』

シ｢もちろんいいぞ！｣

『ありがとう！3日くらいお世話になります！』

シ｢おう！｣


シャンクスの部屋から出て行く耀哉とベン。


『そうだ、シャンクス。』

シ｢何だ？｣

『ローグタウンであったことなんだけどね…』


シャンクスにローグタウンであった出来事を話すA。


シ｢おぉぅ．．．バギーが．．．ルフィが無事でよかった。流石ロジャー船長だ。｣

『本当だよ。』

シ｢あ、A、何処で寝る？｣

『あ、何処で寝よう．．．甲板．．？』

シ｢風邪ひくだろw｣

『大丈夫でしょ！』

シ｢．．俺の部屋で寝るか？あの時みたいに。｣

『そうさせてもらおうかな。襲わないでよw？』

シ｢当たり前だw｣

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