父上 弐 ページ10
船員たちは、混乱していた。
突然放たれたとてつもない殺気
ピリピリとした2柱の式神に囲まれてきた、酷く怯えているナースたち
飛んでくる斑
かけだして行くマルコ。
混乱しているのは、赤髪海賊団も同じだった。
シ「!何だこの殺気は!」
べ「ものすごいな...」
耀「これは...Aの殺気だね。殺してしまうのを、必死に耐えているようだ。」
シ「Aの殺気なのか!?」
耀「うん。とにかく、船員たちを落ち着かせないとね。あちらの様子も見に行こう。」
シ「そうだな。ベック、ここを頼む。」
べ「あぁ。」
赤髪海賊団をベンに任せ、シャンクスと耀哉はモビーへ乗り込んだ。
シ「混乱してるな...」
耀「そうだね...斑、状況を説明してもらえるかな?」
耀哉がAの式神、斑に尋ねる。
斑「主様は、今までにないほど
耀「そうなんだね...ありがとう。...シャンクス。私がここを声を使って落ち着かせるから、シャンクスはAの所へ向かっておくれ。」
シ「だが、Aの所には耀哉が行った方がいいんじゃないか?」
耀「(そんなことはないんだ。)...行っておくれ。」
シ「...分かった。」
耀「ありがとう。」
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その頃、マルコは、白ひげの部屋の前へ来ていた。
マ「(斑「主様が怒っておられる。部屋からしたのは毒の匂い。主様が使うは神隠し。直ちに向かい、主様の名を呼び、名乗れ。」、かよい。この霧みたいなのが神隠しだねい...)」
マ「A!俺だよい!マルコだよい!」
『マルコ...入れ。』
地を這う低い声が響き、ドアの所の霧が晴れる。
マルコが部屋へ入る。
すると、再びドアの所が霧で覆われた。
マ「どうしたんだよい?」
『その液体を確認しろ。』
マルコが液体を指に取り、少し舐める。(←真似しちゃダメだよ。)
すると、マルコの舌先がピリッとした。
マ「!毒..」
『そうだ。毒だ。それが点滴の中身だった。だから私は怒っている。おかしいとは思っていたんだ。天照を使っても、直ぐに元に戻ってしまうから。でも、マルコが点滴を作ってナースに渡しに行った時、その中身は確かに薬だった。』
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宵桜の館(プロフ) - さららさん、褒めていただけてとても嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!今後ともよろしくお願いします! (2021年1月6日 9時) (レス) id: 4cc17d4cb0 (このIDを非表示/違反報告)
さらら - もう毎日読んでいます!夢主ちゃん、カッコいいですね。もう、好きです!!宵桜の館さんの小説の書き方がすごく好きです。これからも無理せずに頑張って下さい!! (2021年1月6日 2時) (レス) id: cd2db48ac1 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - せつさん、ありがとうございます!とても嬉しいです!頑張ります! (2021年1月5日 23時) (レス) id: 4cc17d4cb0 (このIDを非表示/違反報告)
せつ - 楽しく読んでいます!!続きを楽しみに待ってます!これからも頑張ってください! (2021年1月5日 13時) (レス) id: 37a41e6b9a (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - セツさん、ありがとうございます!頑張らせていただきます!凄く嬉しいです!今後とも、よろしくお願いします! (2021年1月4日 0時) (レス) id: bb7c3f66ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵桜の館 | 作成日時:2021年1月3日 4時