宴 ページ4
白ひげの部屋で話していた6人は、宴に戻った。
なんやかんやで、外は暗くなっていた。
ベ「お頭、首元にいるのはなんだ?蛇みたいだが、全然違う。」
シ「あぁ、この子か。自己紹介できるか?」
『うん。私は白ひげ海賊団の、AA。耀哉様と同じ世界から来た。能力者。』
ベ「そうか。耀哉と同じ世界から来たのか。…俺はベン・ベックマンだ。赤髪海賊団の副船長をしてる。ベックでいいからな。」
『分かった。よろしく、ベック。』
ベ「あぁ、よろしく。」
『…』
Aが人型に戻り、シャンクスの横に立つ。
シ「どうした?A?」
『…ヒノカミ神楽を、舞おうと思って。』
シ「ヒノカミ神楽…?」
『うん。日の呼吸なんだけど、それを、神楽として舞うの。私が日の呼吸を習得したのは、そのヒノカミ神楽を教えてもらったからなんだ。』
シ「そうかそうか!神楽か…楽しみだな!」
『フフ、イゾウ、日輪刀ちょうだい。』
イ「ん?はいよ。」
『預かっててくれてありがとね。』
イ「おう。」
『耀哉様、ヒノカミ神楽を舞って参ります。』
耀「うん。分かった。」
Aが、船首に向かって歩いていく。
Aが船首のクジラの上に登り、日輪刀に手をかける。
白ひげ海賊団と、赤髪海賊団は、それを静かに見守る。
スウウゥゥゥウゥ
Aが刀を抜き、舞い始める。
『(全集中・日の呼吸…円舞…碧羅の天…烈日紅鏡…灼骨炎陽…陽華突…日暈の龍・頭舞い…斜陽転身…飛輪陽炎…輝輝恩光…火車…幻日虹…炎舞…)』
火を出し、日の呼吸を順番通りに三回行い
最後に神の呼吸・陸ノ型・天照で全員を回復して締めた。
白「(なんだ…?少し楽になったぞ…)」
舞い終わり、刀を鞘にしまうと、拍手が起こった。
Aが船首から降り、元の場所に戻ると、宴が再開された。
白「綺麗だったぞ、A。」
『ありがとう、父上。』
耀「あれが、日の呼吸かい?」
『はい、最後の以外は。』
耀「そっか、また教えてね。」
『御意』
ベ「(最後のやつをやった時、切り傷が治った…)」
『…刀が当たらない位置まで離れてもらってもいい?』
シ・ベ・マ・イ「「「「あ、あぁ。」」」」
4人が少し離れる。
『…神の呼吸・陸ノ型・天照』
再び日の光に包まれる。
『流石に、傷痕は治らないか…もう寄っていいよ。』
シ「!」
Aが納刀して言う。
4人が元の位置に戻った。
シ「なぁ、A。」
『ん?』
シ「お前、もしかして…」
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宵桜の館(プロフ) - さららさん、褒めていただけてとても嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!今後ともよろしくお願いします! (2021年1月6日 9時) (レス) id: 4cc17d4cb0 (このIDを非表示/違反報告)
さらら - もう毎日読んでいます!夢主ちゃん、カッコいいですね。もう、好きです!!宵桜の館さんの小説の書き方がすごく好きです。これからも無理せずに頑張って下さい!! (2021年1月6日 2時) (レス) id: cd2db48ac1 (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - せつさん、ありがとうございます!とても嬉しいです!頑張ります! (2021年1月5日 23時) (レス) id: 4cc17d4cb0 (このIDを非表示/違反報告)
せつ - 楽しく読んでいます!!続きを楽しみに待ってます!これからも頑張ってください! (2021年1月5日 13時) (レス) id: 37a41e6b9a (このIDを非表示/違反報告)
宵桜の館(プロフ) - セツさん、ありがとうございます!頑張らせていただきます!凄く嬉しいです!今後とも、よろしくお願いします! (2021年1月4日 0時) (レス) id: bb7c3f66ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵桜の館 | 作成日時:2021年1月3日 4時