＠５＠ ページ7
放課後、グラウンドで活躍する影が二つ。
「さすがだな三毛！僕も負けてらんないよ！」
「風音だって十分強いよ。あと円城寺って呼べって言ってるだろ。」
「いいだろ、中等部からの仲なんだし！」
「はぁ…」
‐百人一首部では‐
貴方「風音あの野郎何処行ったあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
智弦「あぁ、風音なら今週一週間はサッカー部に懸念するって言ってたぞ。」
憂穂「風音くんは円城寺先輩と並んでサッカー部のエースだもんね〜」
貴方「？えんじょーじって誰？」
智弦、憂穂「えっ。」
風音がいないことに軽く腹を立て叫んでいた私の耳に聞きなれない名前が入る。
それを言うと２人は驚いたようにこちらを見る。
智弦「お前…名前くらい知らないのか？円城寺三毛。サッカー部のエースで、学園の中でも人気者の部類に入るぞ。」
貴方「へぇ…」
聞いてみれば、そんな人がいた気がする…と思った。
円城寺三毛、ね…
貴方「ってそれはどうでもいいんだ！風音、部長に報告なしかい…」
憂穂「急いでいましたから。」
貴方「…部活終わったら説教だ、説教。」
憂穂「あはは…」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
貴方「風音ォ！！」
風音「わわ！Aちゃん！」
部活終了時間、私は真っ先にサッカー部の部室の方へと足を進めた。
貴方「お前休むのは別にいいから私に報告してからにして！！」
風音「ご、ごめん！ほんと急いでたんだ！」
貴方「問答無用ー！！」
風音「ちょっ、Aちゃん痛い痛い！」
言い訳をしかけた風音に慈悲なきぐりぐり攻撃をかます。
痛がってるとか知らない。報告しない方が悪い。
？？「おーい風音、着替え終わったのか？」
そんなことをしていると、風音を呼ぶ低い声が響いた。
赤髪で、風音と並ぶとやや低い背丈の子がいた。
多分この子の声だろう。それにしても女の子らしい男子…
風音「三毛！助けて！！」
風音がその男子に助けを求める。
ん？三毛って…
三毛「あれ、君…確かこの前も来てたよね？風音の恋人？」
貴方、風音「断じて違います。」
風音「三毛、この子は香具山Aちゃん。僕が兼部してる部活の部長だよ。」
貴方「香具山です、よろしく。…円城寺三毛くんで合ってるかな？風音がいつもお世話になってるね。」
三毛「あぁ、百人一首部の…よろしくね、香具山さん。僕のことは円城寺って呼んでくれるかな？」
風音「ぶふっ」
貴方「こら、風音。円城寺くんね、了解。」
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どくきのこ(プロフ) - おもしろかったです！私もACTORS書いていたので、王狼さんみたいなおもしろいやつが書きたかったな〜 (2016年6月8日 21時) (
レス) id: 424af68719 (このIDを非表示/違反報告)
王狼(プロフ) - まりもチャンさん» ご指摘ありがとうございます。確かにそう考えると少し重いですね…修正します (2015年9月18日 19時) (レス) id: e78f8df05e (このIDを非表示/違反報告)
まりもチャン(プロフ) - あの、夢主の体重重いと思うですが...154cmの平均体重は44kgなので重いのであればそう書いてもらえると嬉しいです。すみませんこんな上からなこと言ってしまって...更新頑張ってください。 (2015年9月17日 22時) (レス) id: cb5cf6292f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王狼 | 作成日時：2015年3月23日 22時
