私の彼氏はシャイボーイ☆

ストーリー4〜Ki〜 ページ4

北「ところでさ

次の授業って移動じゃね？」





あ「あぁ！やっばい

あと2分じゃん」





北「よし、じゃあ競争なっ」





あ「うん！！」






もう人通りが少ない廊下をAと走る


こうやって笑いあってるのが楽しい





だから









この関係を壊したくなくて



俺はAに告白なんてしないでいた









好き


大好きだよ









でも、一向に届かない俺の想い





そんであのシャイボーイ君にとられたっていうね笑







A、あいつのどこがいいの









俺はサッカー部に入っていて



1年なのにレギュラー入り







先輩からも同級生からもモテる

って、自分で言うのもあれだけど






自分で言っちゃうくらいモテちゃうんだよな〜





でも、A一筋だから

全部断ってる





Aには

なんで断っちゃうの⁉かわいそうー

って言われるけど





Aが好きだからに決まってんじゃん

ばーーか



気づけよ









授業終わりのチャイムの音



あ「ふあ〜。寝ちゃった〜」



北「またかよ！だから頭悪いんだよ」


あ「走ったから疲れたんですー

でも間に合ってよかった

私の方が速かったし！」




北「ちょ、それは廊下が狭かったからだしっ

階段もあったしさ

それに陸上部には





あ「あーまたそうやって陸上部だからとかいうのー

陸上部だからとか以前に女子に負けたんだよ？」




北「あれ？Aって女子だっけ？」




あ「もー！ひどー」






やっぱりこの関係壊したくない



でも、Aのその笑顔









俺だけのものにならないの？

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