221話 何を言っているの真昼 真昼side ページ41
真昼side
俺は温泉からあがると、縁側に座って中庭を眺めていたライラに話しかけた。
真｢ライラ！温泉いーのか？｣
ラ｢あ…う、うん…ぼくはいい…かも…。｣
真｢…その…いろいろごめんな？御園はリリイが椿の下位にやられちゃって…早く解決したいんだ。｣
本当は…いい奴なんだよ…。
誤解して欲しくなくて 俺は普段の御園を思い浮かべながらそう伝える。
真｢…あ、食べる？モナカアイス。｣
何だか気まずくなったので、俺は持っていたモナカアイスを半分割ると ライラに片方差し出して 隣に座った。
ラ｢…あの…真昼…。｣
真｢…ん？｣
ラ｢…真昼はどうして…ぼくを庇ってくれるの？…ぼくはきみの敵の吸血鬼なのに…。｣
真｢…………。｣
ラ｢…ぼくを庇ったから"強欲"とも決別した…ぼくは…きみの誠意にこたえないといけない…のかも…、｣
『何で』…か…、
真｢…んー…俺はさ…別に…椿達と戦いたいわけじゃない…。ただ止めたいだけなんだ。｣
シンプルに考えると…きっと…。
真｢戦わなきゃいけない時もあるとは思うけどさ…"殺し"あったって何も変わらないだろ？｣
ー…"何言っているの真昼"
真｢ー…！！？｣
一瞬…頭に響いた声…。
俺は 何だか聞いたことがあるような気がした…。
ラ｢…それは…理想論かも…。｣
ー…"そんなコトばかり言ってるカラ キミはコドモなんだよ！"
真｢……(…ｯ何だよ…これ…)｣
ラ｢戦いたくないのはぼくも同じだ…けど…。…でも…そう思ってるなら『ヒガン』さんには気を付けて…。｣
真｢…え？｣
ラ｢ヒガンさんが…憂鬱組の�癸欧世�ら…。あの人が下位吸血鬼で一番強くて危険だ…。｣
真｢………。｣
ラ｢…ぼくが…きみに与えられる情報はこのくらい…かも…。｣
真｢�癸押帖�｣
一体…どんな奴なんだ…？
………………。
俺は あの後ライラと別れると布団に入って、その �癸欧離劵�ンという人物について考え始めた…。
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KitKat_Lihit(プロフ) - レモン店長さん» 御国さんです…！！ありがとうございます(ﾟ´ω｀ﾟ)頑張ります！！ (2015年5月18日 22時) (
レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
レモン店長(プロフ) - 御国さん？！うまいですΣ(ﾟ艸ﾟ*)凄っ。その画力羨ましいです…更新頑張ってください！ (2015年5月18日 21時) (レス) id: 50797e23c8 (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - 咲月さん» あ、ありがとうございます…！！｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡頑張ります！！ (2015年5月16日 18時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
咲月 - み・・御国さんだぁぁぁぁぁぁ！！すごい絵が上手ですね！うらやましい|дﾟ)更新頑張ってください (2015年5月16日 10時) (レス) id: 48e56d8c9f (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - 小夜さん» ありがとうございます…！！頑張らせて頂きます…｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡！！ (2015年5月15日 22時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KitKat_Lihit | 作成日時：2015年4月26日 19時
