211話 てめえにはどうせ無理だ リヒトside ページ26
リヒトside
クラ「君もサーヴァンプの主人だったんだな。
…それで…このホールの客も係員もすべて…椿とかいう真祖の下位吸血鬼だったっていうのか?」
真「そうだと思います…。あの…椿を知らないんですか?」
クラ「聞かないなあ…オレ達は普段日本にはいないし…。」
正直…どうでもいい…。
悪魔共のケンカに何で俺が巻き込まれなきゃなんねえんだ…。
クラ「…でも、君達がその危ない吸血鬼 椿を倒そうというのなら協力しよう!」
真「えっ」
クラ「このままだとリヒトも吸血鬼に狙われる可能性があるんだろう?それは困るしね…」
リヒ「……(また はじまった…)」
横目にクランツを見ながらため息をつく。
クラ「リヒトのピアノは全人類の宝だ!それを世界に広めることはオレの義務!」
真「…ぜ、全人類…」
クラ「オレ達にできることなら協力しよう!✧」
リヒ「おいクランツ╬ 何勝手なこと言ってやがる。」
クランツが 勝手に協力発言なんてするから 思わず 口を挟んでしまった…。
…協力も何も…俺は何もする気はねえぞ…。
クラ「ははは、あんなこと言ってるが説得しておくから。」
真「あ、ありがとうございます…!」
クラ「さて…この子はどうするんだい?敵の下位なんだろ?」
?「ひッ…すみません!殺さないで…((真「いやっ…殺さないけど…えっと…どうしよう…仲間に相談するから…」
そんな様子を見て 舌打ちをこぼす…。
リヒ「…ダメだなお前は」
真「…え…」
リヒ「クランツ…俺は帰る。」
疑問だらけの表情で俺の方へむくが…俺はそいつを無視して 横でうずくまっていた天使を抱き上げた。
真「あっ、待っ…てください!!A…!!」
クラ「リヒト!その子どうするつもりだ!?」
リヒ「…手当てするだけだ…。」
真「……よ、よかった……。
…あ…あの…リヒトさんの武器ってそのブーツですよね!?
俺…まだ全然武器使えなくて…」
リヒ「…あ?」
真「…どうしたらそんなに強く…((リ「"てめえにはどうせ無理だ"」
強く…?
笑わせるな…てめえは 迷ってばっかで何かを決めるのも誰かに頼りっきりじゃねえか…。
真「…え…」
俺は 一言そう告げて、ホールを後にする。
今日は疲れた…早く寝たい。
そんなことを考えながらホテルへと向かった。
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KitKat_Lihit(プロフ) - レモン店長さん» 御国さんです…!!ありがとうございます(゚´ω`゚)頑張ります!! (2015年5月18日 22時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
レモン店長(プロフ) - 御国さん?!うまいですΣ(゚艸゚*)凄っ。その画力羨ましいです…更新頑張ってください! (2015年5月18日 21時) (レス) id: 50797e23c8 (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - 咲月さん» あ、ありがとうございます…!!。゚(゚´ω`゚)゚。頑張ります!! (2015年5月16日 18時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
咲月 - み・・御国さんだぁぁぁぁぁぁ!!すごい絵が上手ですね!うらやましい|д゚)更新頑張ってください (2015年5月16日 10時) (レス) id: 48e56d8c9f (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - 小夜さん» ありがとうございます…!!頑張らせて頂きます…。゚(゚´ω`゚)゚。!! (2015年5月15日 22時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KitKat_Lihit | 作成日時:2015年4月26日 19時