208話 乾いた笑い声 真昼side ページ23
真昼side
ギルデンスターンと呼ばれる人?が二人を止めた後…もう一人の男の人がリヒトさんとロウレスを叱っていた…
そんな時 突然ホールに乾いた笑い声が響き渡る…。
『……………は…………………はは………ははは…………あは………あはははは!!ははははは!!!私は!!!何にも知らないまま!!一人だけ生き残って のうのうと生きてきたってこと!!!?あはははは!!笑えない!!!!』
驚いて 声のした方を向くと…そこにはAが 何を見ているのか分からない虚ろな目で 笑っていて…、
真「…A…?」
…明らかに様子が変だ…。
何かをボソボソと喋るA…。
うまく聞き取れず、耳を澄ます…
『……ああ…もう……いいや……私もしねば……いいよね…。』
真「ー…ッ!!?」
確かに そう聞こえた瞬間… 瓦礫を手に取り自分の方へ勢いよくむける…。
慌てて 止めようと駆け寄ろうとするが…俺より先に誰かの影が動いたー…。
真「…リヒトさん…ッ…!?」
Aの元へ駆け寄って 瓦礫を持っていた手を掴みAを抱き寄せるとー…
リヒ「ー…ッ "しぬ" とか簡単に言ってんじゃねえぞ お前…!!」
と 叫んだ…。
『……ッ…!!?』
その言葉に 目を見開くA…。
リヒ「…………。」
しばらくして…
『……っ……わた…私が……私が二人を…ッ……なんで…忘れて……っ…一人で幸せになんて…っう……私…だけ…生きてるの…!?化け物…って…な…に!!』
リヒトさんに抱かれながら そう泣きじゃくるA…。
真「……どういう……ことだ…?」
"一人だけ"
"生きてる"
"化け物"
それらの言葉の意味が 俺にはよく分からなかった…。
リヒ「……大丈夫だから落ち着け。」
『…ッ…う……っ…』
真「…(俺は…何もできないのか…?)」
目の前でAが苦しんでる…
横でクロが何かを迷っている…
なのに…俺は何も出来ずに ただ立ち尽くすことしか出来なくて…。
真「……(…くそ!!どうしたら良いんだよ…ッ…!!)」
209話 こんな ロウレスside→←207話 なんで生きてるんだっけ
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KitKat_Lihit(プロフ) - レモン店長さん» 御国さんです…!!ありがとうございます(゚´ω`゚)頑張ります!! (2015年5月18日 22時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
レモン店長(プロフ) - 御国さん?!うまいですΣ(゚艸゚*)凄っ。その画力羨ましいです…更新頑張ってください! (2015年5月18日 21時) (レス) id: 50797e23c8 (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - 咲月さん» あ、ありがとうございます…!!。゚(゚´ω`゚)゚。頑張ります!! (2015年5月16日 18時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
咲月 - み・・御国さんだぁぁぁぁぁぁ!!すごい絵が上手ですね!うらやましい|д゚)更新頑張ってください (2015年5月16日 10時) (レス) id: 48e56d8c9f (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - 小夜さん» ありがとうございます…!!頑張らせて頂きます…。゚(゚´ω`゚)゚。!! (2015年5月15日 22時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KitKat_Lihit | 作成日時:2015年4月26日 19時