192話 痛みと熱さ ページ49
『………。』
圧倒的 数だったのに、ロウレスさんはどんどんと倒していく…。
その時…目の前に 誰かが飛ばされてきた…。
『…ｯ…べルキア…さん！？』
べ｢ー…ｯA！！？｣
よく見れば それはべルキアさんで…、
『ー…！！(って事は この人達は椿さんの"家族"…！！！)』
べ｢…何で…居るんだよォ…｣
『…そ…れは…』
ロ｢あっれー、そいつまだ生きてるんスね？｣
べルキアさんと話していて 気づかなかった…
いつの間にか 背後にロウレスさんが立っていて…。
ロ｢どくっスよ…A…。｣
『…ｯ……。』
怖い… けどー…どいたらべルキアさんが…！！
『……ごめん…なさい！！』
私は そう叫ぶと覚悟を決めて べルキアさんの手をひき ドアの方へ走った。
だけどー…、
ロ｢…逃がすと思ってんスか？｣
サーヴァンプの人に叶うはずもなく すぐに目の前に立ちはだかれ 距離を詰められてしまう…。
べ｢…ｯ…ボクを離してさっさと逃げろよォ！！｣
『…嫌ですっ！！！』
ロ｢…ごちゃごちゃうるさいんスよ…｣
次の瞬間には ロウレスさんのレイピアがべルキアさんへと向かっていてー…
『ー…！！』
私はとっさに べルキアさんの前に立ちはだかった。
『…っ…う…！！』
腕に 激しい痛みがはしるー…。
『(何…これ…あつい…)』
傷口が 焼けているのではないかと思うほど 熱く感じられる…。
べ｢ー…A…！！｣
『大丈夫ですから！！はやく行ってください！！！！』
私が そう叫ぶと…べルキアさんは表情を歪ませながら 少しその場に留まって ドアから出ていった。
その姿を見送り終え 前を向くと…ロウレスさんが無表情で 私の首元にレイピアをあてがって立っていて…、
『……ごめん…なさい…ｯ…。』
私は 恐怖でいっぱいに なる…。
ロ｢…なーんで…かばったんスかねえ…。｣
『……ｯごめん…なさい…。』
ロ｢…まあ 別に…この程度で逃げるような奴に興味は無いんスけど。｣
『………。』
そう笑いながら言って 私の首元からレイピアを離すと…再び 真顔になって たずねてきた。
ロ｢ー…ところで…アンタ……何者なんスか…。｣
『ー…え…？』
ロ｢…なーんか…アンタの血…見てるとうるさいんスよね…無性に吸血衝動がおきるっていうか…"何か"に引っ張られそうな…。｣
『ー…ｯ…！？』
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まっちゃ* - 続編おめでとうございます！ボクも強欲組、本っっっ当に大好きなので楽しみでした！最新のほうは更新無理せずかんばってくださいね！(ボクッ子なだけですので・・) (2018年1月24日 22時) (
レス) id: cd2ef48f8b (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - みゃいーるさん» 分かります！！とても可愛いですよね！(*^^*) (2015年4月27日 23時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
みゃいーる(プロフ) - KitKat_Lihitさん» 私強欲組が一番好きなんですよね！電波キャラかわいいですww (2015年4月27日 22時) (レス) id: 044d4d5f1f (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - 空夜さん» ありがとうございます…！！強欲組の出番が増えてくるので、私自身 ソワソワしてます！ (2015年4月26日 0時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
空夜(プロフ) - 面白いですね！強欲組いいいいいいい！！！！ (2015年4月25日 23時) (レス) id: 044d4d5f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KitKat_Lihit | 作成日時：2015年4月19日 17時
