157話 頭痛とノイズと記憶 ページ14
しばらくして、今 有栖院が大変な事になっているらしく…みんな｢後で｣と言って出ていってしまった。
私としても 少し落ち着きたかったのでその方が助かったのだがー…、
『……あの… クロさん…は行かないんですか？』
クロさんだけは 部屋に残って私をじーっと見つめてきていて…。
ク｢……おう…そういうのは主夫と温泉少年に任せとけば良いからな…。｣
『…そう…ですか…(視線が痛いし気まずいんだけどな…)』
なぜか 何も言うことなく私をじーっと見つめてくる…。
耐えきれなくなった私は 思い切って聞いてみることにした。
『…あ…あの…クロ…さん？』
ク｢…何だ…？｣
『……その…何で…私の事をじっと…見てくるんですか…？』
ク｢…………別に…。｣
べ…別に…って どういう事…？
私が見られてるって勘違いしてただけって事…？
訳が分からず 困惑していると、今度はクロさんの方から声をかけてきた。
ク｢……なあ…。｣
『……はい…。』
ク｢…お前は…"A"…だよな…？｣
『……え？』
どういう意味だろう… 全く分からないけど…私は私だし………。
『…えっと… そうですけど…。』
ク｢…そーか…。｣
再びの沈黙ー…。
『…(き…気まずい……何が聞きたかったんだろう…)』
ク｢……リリイ…が…暴走した事…覚えてるか…？｣
『ー…ｯ！？』
クロさんが その言葉を発した途端 頭に痛みがはしったー…。
ク｢…！…どうした…！｣
『…何でも…ないです…ｯ…。』
ｻﾞｻﾞｯｰ…
頭痛と共に ノイズが視えるー…。
『(何…また…ｯ…)』
しかし 今回のノイズは何かが違って…
真っ黒な空間に 白い服の女の子が立っていた…。
『…(だれ…)』
痛みを必死に耐えながら目を凝らせば
そこには…
ー… 自分が立っていた。
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まっちゃ* - 続編おめでとうございます！ボクも強欲組、本っっっ当に大好きなので楽しみでした！最新のほうは更新無理せずかんばってくださいね！(ボクッ子なだけですので・・) (2018年1月24日 22時) (
レス) id: cd2ef48f8b (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - みゃいーるさん» 分かります！！とても可愛いですよね！(*^^*) (2015年4月27日 23時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
みゃいーる(プロフ) - KitKat_Lihitさん» 私強欲組が一番好きなんですよね！電波キャラかわいいですww (2015年4月27日 22時) (レス) id: 044d4d5f1f (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - 空夜さん» ありがとうございます…！！強欲組の出番が増えてくるので、私自身 ソワソワしてます！ (2015年4月26日 0時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
空夜(プロフ) - 面白いですね！強欲組いいいいいいい！！！！ (2015年4月25日 23時) (レス) id: 044d4d5f1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KitKat_Lihit | 作成日時：2015年4月19日 17時
