97話 久しぶり ページ3
次の日…
私は お店を休めないので、今日は訓練はお休みさせてもらった。
『…今頃は 城田くん達頑張ってるのかな〜…。』
そんな事を考えながら お皿を拭いていると、ベルの音が鳴ったのが聞こえー…、
ﾁﾘﾝﾁﾘﾝー…
『いらっしゃいませ！ようこそカフェ……椿さん！！』
目の前に現れたお客さんは なんと 椿さんだった…。
椿｢やあA。久しぶりだね？｣
『お久しぶりです！』
今はちょうど 他にお客さんが居ないので、カウンター席へ案内する。
椿｢ここの、美味しいから気に入っちゃった。｣
そう言って笑みをむけられる。
"美味しい"
"気に入った"
その言葉と笑顔が 私は大好きだ。
『…わ…ありがとうございます！！そう言ってもらえると とても嬉しいです！』
椿｢…僕も嬉しいよ。…っと、注文いい？｣
『…はい！……"いつもの"……ですか？』
なんて 少し悪戯っぽく笑いながら答えると、椿さんは一瞬驚いてすぐに同じく笑い出した。
椿｢あはは！そうだね…"いつもの"…もらおうかな？｣
『…はい！すぐ持ってきますね！』
笑顔でそう答え、私は厨房へと向かった。
………。
『お待たせしました！』
少しおまけの特別バージョン！
久しぶりに会えて嬉しかったし…いいよね？
椿｢あれ？前となんか違う？｣
置いた途端に気づかれた…。
『…じ…実は…久しぶりに会えて嬉しかったので…特別バージョンです。』
言葉にすると なんだか恥ずかしかったが、椿さんがそれを聞いて、嬉しそうにしてくれたので私も更に嬉しくなる。
椿｢…あはは！そっか ありがとう。嬉しいよ。｣
『いえ、こちらこそ！』
笑顔でそう答えて、お皿拭きに戻る。
椿｢それにしても、Aが作るものは美味しいよねー。｣
『…へ？』
静かな店内に ポツリと呟かれた言葉に、お皿を拭く手が止まる。
椿｢毎日食べたいくらいだよ？｣
『あ、えっと…あ、ありがとうございます。』
私は 少し恥ずかしくなったが、椿さんはニコニコと食べているだけで…
『…(ほ、褒めてくれた…んだよね？)』
と 勝手に納得しておいた。
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まっちゃ* - いつも楽しく読ませていただいてます！！134話の御門さんのセリフなんですが正しくは「ランドセルが大きすぎてねぇ」ですよ！ (2018年1月24日 21時) (
レス) id: cd2ef48f8b (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - ユキリン♪さん» ありがとうございます！これからもゆっくりですが頑張らせて頂きます(*^^*) たまにさっくんと呼びますが、シリアスシーンが今のところ多いので真面目に呼ばせてます← (2015年9月11日 20時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
ユキリン♪ - この作品凄く面白いです！ところで主人公ちゃんって桜哉のこと「さっくん」って読んでた気がするのですが…気のせいだったらすいませんm(_ _)m (2015年8月4日 15時) (レス) id: 665d4fa79f (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - レモン店長さん» ありがとうございます！そう言って頂けると とても嬉しいです！！夢主ちゃんとSERVAMPの世界観を、うまくまとめられるように頑張ります(*^^*)これからもどうぞよろしくお願いします！ (2015年4月19日 1時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
レモン店長(プロフ) - 続編おめでとうございます！！今回も楽しみにさせて頂きます(*-艸・*) (2015年4月19日 1時) (レス) id: 50797e23c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KitKat_Lihit | 作成日時：2015年4月13日 21時
