78話 小さな吸血鬼 ページ33
ヒ｢…む？どうしたのじゃ？？｣
鉄｢…………？｣
急に固まった私を 不思議そうに見てくる二人。
悪い人では無さそうなのは確かなんだけど…この人は一体 "どっち" なんだろう…。
『……あ…えっと…すみません…。』
ヒ｢お主…謝ってばっかじゃのう…。｣
『…え…？』
そうだっただろうか…あまり深く 数えたりとか考えたりしてなかった…。
ヒ｢何はともあれ お主の番じゃぞ！！｣
『は、はい…。ー…私の名前は 綾代 Aです。よろしくお願い…します？』
鉄｢…おー…？｣
私の疑問系に疑問系で返してくる 千駄ヶ谷くん…。
鉄｢…ところで、何でさっき泣いてたんだ？｣
『…！』
あまり 触れて欲しくない…
思い出したくないー…
このまま 忘れてしまいたいーー…
暗い表情になったのを見て、言葉を付け足してくるー…。
鉄｢……無理に聞かねえけど…アンタの笑顔が見れない方が嫌だし。｣
『……！？』
え？え？ どういう…
鉄｢あん時の笑顔のが 綺麗だぜ？…だから そんな顔 やめとけよ…。｣
『…そん…な…？』
鉄｢…無理してるような…苦しんでるような…そんな感じ…？？｣
そんな顔してたのか… 気をつけないと…。
『すみません…。気をつけますね！』
鉄｢………。｣
笑顔で答えたつもりだったのだが、こちらを見たまま 黙り込んでしまう千駄ヶ谷くん…。
ヒ｢…鉄…我が輩は もう寝るのじゃ…。｣
鉄｢……！…お…おう。｣
眠そうに そう告げたヒューくん…は 近くの棺桶の中に 入ってしまった。
……………………… 棺桶！！？
鉄｢なあアンタ…、何か欲しいもんとかあるか？｣
そ、そんな事より そこ！！棺桶！！何で！？
………ヒューくんが 吸血鬼…だから…？
でも 私が出会った他の人は 確かベッドで…
鉄｢……？A？｣
いつまでたっても 返事のない私に 千駄ヶ谷くんは 名前を呼んだ。
『ひゃい！！…噛んだ！！恥ずかしい！！』
ひゃいって…何…
鉄｢……大丈夫か…？｣
冷静に答えないで…！！余計に恥ずかしいから！！
『……大丈夫…です…。』
鉄｢そーか…。｣
『…………。』
鉄｢…………。｣
『……………。』
鉄｢……………。｣
会話が…っ！！
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桜音 - 黒板の絵がとてもお上手ですね〜！ (2015年11月15日 20時) (
レス) id: 4c663a6d85 (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - レモン店長さん» はじめまして！kitkat_Lihitと申します！ありがとうございます(´；ω；｀)！！そう言っていただけると、とても嬉しいです。これからも頑張りますので どうぞよろしくお願い致します！ (2015年4月11日 15時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
レモン店長(プロフ) - はじめまして！レモン店長と申します！この作品とっても面白いですね((●ﾟνﾟ)サーヴァンプで面白い作品に出会うことがなかなかないので楽しんで読ませてもらっています…更新頑張ってくださいo(*･ﾛ･*)o (2015年4月11日 14時) (レス) id: 50797e23c8 (このIDを非表示/違反報告)
KitKat_Lihit(プロフ) - *＊笑ってこそ人生＊*さん» ありがとうございます！とても嬉しいです(*´ω｀*)頑張ります！！ (2015年4月10日 20時) (レス) id: a35409c87f (このIDを非表示/違反報告)
*＊笑ってこそ人生＊* - すごく面白かったです！更新頑張ってください♪ (2015年4月10日 19時) (レス) id: 3cd61a9e0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KitKat_Lihit | 作成日時：2015年4月7日 22時
