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マリウスside
今日の授業は、移動教室がなかったからそんなに苦労はしなかった
…食堂の場所がわかんなかったけどね
Aちゃんで、ちょっと遊ぼうと思ったのに
すごくそっけない態度で接してくる
休憩時間も案内する気もなさそうだし、今日一日は関わるつもりないのかな
って思ってたけど
帰りのhrが終わって、ほとんどの生徒が帰ったときに
Aちゃんが声をかけてきた
A「マリウスくん、？学校の中、案内するから着いてきてもらってもいい？
…この学校、複雑な造りなの」
マリ「そうなんだ、でもAちゃんがいれば安心だね！
だって、学級委員でしょ？」
A「…そうだけど…
私、自分からなりたくてなった訳じゃないから」
マリ「え…？そうなの？」
やっぱり、予想通り
Aちゃんのキャラクター的に断れないままずるずる学級委員になっちゃったのかな
A「私たちがいるのが、本館
一年生が3階で、3階には調理室があるけど…あんまり使わないから省くね
で、二年生がここ二階。突き当たりに美術室があるの…マリウスくんって美術の授業選択する？」
マリ「ううん、美術はとってない
とってるのは、音楽だよ」
A「じゃあ…音楽室の行き方教えるね
音楽室は2つあって、私たちが使うのは第二音楽室だから」
マリ「私たちってことはAちゃんも音楽？」
A「うん…まぁね。
行こっか、音楽室」
ちょっと薄暗くなった廊下を二人で歩く
そうしたら、パタパタと音がして振り向くと
確か…同じクラスの女の子が大量の教材を抱えていた
「あ、A！！」
A「…っつ！」
声をかけられた途端、びくっと肩をふるわせたAちゃん
「頼みごと聞いてくれない？」
その言葉に戸惑ったまま頷いたAちゃんはコソコソとその女の子と話し始めると
…朝見たみたいな困った顔を浮かべた
A「マリウスくん…ごめんね？ちょっとコレ運ぶの私がしなくちゃいけなかったから。
だから、その子に案内してもらって？」
…たぶん、嘘
「マリウスくん！私が案内してあげる〜」
めちゃくちゃ猫なで声で話すこの子に変わって欲しいって頼まれたんでしょ？
…僕は、こんな下心まるだしのこの子より
君に興味があるのに…
3→←Auf die Wange Wohlgefallen, *ﾟ Marius
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れのん - そうだったんですか。待ってます！！ (2018年4月15日 23時) (
レス) id: 74ee8fcdf1 (このIDを非表示/違反報告)
こひな(プロフ) - れのんさん» 申し訳ありません(><)作者の新生活の多忙さで、長編2作品を掛け持ちすることが難しくなってしまったので一時的にパスワードをかけました… 新生活が落ち着き次第書き直すのでお待ちください… (2018年4月14日 18時) (レス) id: 1eaae20478 (このIDを非表示/違反報告)
れのん - すみません！この作品ではないのですが、泡沫の灯火のパスワードを教えてもらえませんか？お願いします！！ (2018年4月14日 18時) (レス) id: 74ee8fcdf1 (このIDを非表示/違反報告)
こひな(プロフ) - ひろみさん» コメントありがとうございます レス遅れてごめんなさい(｡>_<｡) ゆるゆる更新ですが皆さんにキュンキュンして貰えるように頑張ります(*^^*) (2018年3月14日 18時) (レス) id: 1eaae20478 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ - 続きが気になります！これからも頑張ってくださいっ！ (2018年3月9日 22時) (レス) id: 331a6dc05d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こひな | 作成日時：2018年3月6日 18時
