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36「A!聞いてる?」
『あ、聞いてませんでした』
9「姫最近ボーッとしてるな」
哲人さんからのこ、告白?があってから
何も考えられない
22「けど仕事はちゃんとするもんな」
そうなんです。
オープン戦の成績はなかなか好調
打率は奇跡の3割5分2厘
捕手成績もセリーグ2位
難しいと言われたサードゴロも捕れ、
プロ野球人としては好スタート
22「……A」
『あ、はい!』
22「ちゃんと話しといでや山田くんと」
心配そうに話しかけ隣に座る誠司さん
『バレました?』
36「バレバレやな」
22「バレてないとでも思ってたか」
『開幕する前に話そうと思うんですけどね、』
6「電話、しにくいん?」
ウエイトを終え、戻ってきた勇人さん
『…はい』
6「待ってると思うで、哲人
何があったかは知らんけど」
待ってる、、か。
この間にアナウンサーと
また熱愛でーへんかなと思っちゃった
恋愛で悩むのなんか小学生ぶり
中学も高校も野球が楽しくて考えてなかった
『いつかちゃんとお話しします』
ご迷惑をかけたみなさんにはお話しないと
いけないのは分かってるけど
今は無理
だって恥ずかしいもん
6「前にも言ったけど
哲人が無理なら俺がもらうで」
『はいはい、ご心配ありがとうございます。
じゃあ次私がウエイト行きます』
こういう時はウエイトに限る
何も考えずただただ筋肉のために呼吸をする
6「…本気やのに」
『え?』
6「……………何もないわはよいってこい!」
謎にキレられ、
意味がわからずとりあえず走ってみた
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