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バス
__________________

9「大丈夫か!?」

18「誰にされたの?」

27「うわ、メロンソーダやん」









今まで話したことなかった先輩方

亀井さんが言っていたことは本当なんだ

可愛いおじさま達やなぁ









『大丈夫です!
高校時代にもありましたから!!』









強がるなと言われたけど
やっぱり強がってしまう悪い癖









するとさっきまでファン対応していた
小林さんが帰ってきた









22「A、ファンの人から
タオル渡してあげてくださいって」









とジャイアンツタオルを渡された




『ありがとうございます』









有り難く使おうとして広げると









私の名前が入ったタオルに









"消えろ" , "死ね"









と書かれていた









ここまで徹底するんだ、、


プロって怖い


いや、プロのファンって怖い









18「ちょ、誠司これ」

22「ん?あっ、」









気まずそうに誠司さんがごめんと呟く







しょうがない
これがこの世界なんだ









すると







9「俺のん使え、こんなん気にすんな」









無理やり交換してくれた亀井さん




だけど、、









『これが私の今の評価なんです、

大丈夫です。使いますそのタオル』









声が震えないように抑えるのが必死だった









実際、これが事実で

逃げ場なんてなくて









プロで女が戦うって

そういう事やと思う









それでも亀井さんは









9「あかん、俺のん使い」




と、









そのままバスは出発し

静かで暗い30分を送ってしまった

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作者名:ymix | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年4月9日 21時

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