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試合終了で荷物を持ってバスへ乗り込む
捕手用の防具セットを持って
あと、皆さんの忘れ物がないかみてから
バスに乗り込もうとした
小林さんが待っていてくださって
ベンチからバスへの道を一緒に歩く
22「リード良かったと思うで」
『んー、そうですかね』
22「なんか腑に落ちんの?」
『、、ピッチャー心理?』
あぁーと笑いながら止まる小林さん
22「和真の時のやつか」
『そうです、ゲッツーコースに
したかったんですけど、、ね。』
22「勝負してみたかったんちゃう?
ピッチャーってそういうもんやし」
『ホテル帰ったら教えてください……』
22「そんな気落ちすんな」
角を曲がるとそこには
ファンの人たちが
「小林選手ーー!!」
「小林選手サインお願いします」
ごめん先帰っててと呟いて
そちらへ行ってしまった
人気者だな
あと綺麗なお姉さんやし
うはうはやな、、
もう見えてるバスへ一直線で
帰ろうとすると
「おい、女ははよやめろ」
「お前なんか戦力ちゃう」
「男好きなんやろ」
心無いヤジ
この世界に入るって決めた時には
もう覚悟してた
だけど
バシャーン
メロンソーダ、、?をかけられた?
「……っ小林選手と仲良くしないで!!」
と叫んで逃げだ女性ファン
びちょびちょの私
大爆笑するヤジ
ザマアミロと言わんばかりの女性ファン
男の世界に入るってこういう事だなって
痛感させられた
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