初稽古 ページ10
ま「さぁさぁ!2人ともご飯だよ!」
まきおさんのその声で私はまた師範に抱き上げられ3人のいる部屋にむかっていった
(いつまで抱えられてるんだろう...)
5人でご飯が食べれるのは朝と昼の2回で夜は師範が警備に行くので4人でご飯を食べる。
昨日の夜とは違ってまた騒がしい朝ごはんだった
須「天元様!この魚私が焼いたんです!!塩加減どうですか!?」
宇「派手にうまいぞ!なぁ!A!」
貴「はいっ!この煮物も美味しいです!」
ま「本当かい!よかった!その煮物は私が作ったんだよ!」
雛「ふふふ、今日も賑やからですね、天元様」
宇「派手に賑やかでうまいな!」
皆んなが笑顔でご飯を食べるからもっと美味しく感じた
私はこの景色を守りたいそう思い今日から始まる鍛錬を頑張ろうと気合を入れた。
宇「よし!うまい飯も食ったし、派手に鍛錬と行こうか!A!行くぞ!」
私はご馳走様、美味しかったです!と3人にいってから師範について行った。
宇「取り敢えず、Aも忍びだったからひと通りはできると思うが...あの山に仕掛けがあるから登って頂上にある鈴を鳴らしてから降りてこい!それを3往復な!鈴の音は俺は耳がいいから聴こえるから行ってこい!」
そう言いながら家の裏にある大きい山を指差して笑顔で師範は余裕だろ?だと言ってきたのだ
え?あの山?私...初めて登るんだけど。迷わない?
そう思いながらわかりましたと言い走って行った。
既に迷いそう...
取り敢えず、鈴はきっと師範の香りがするだろうからその匂いを嗅ぎ分けていくしかないな。。。
私は罠を甘く考えていた
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作者名:凛 | 作成日時:2020年6月16日 13時