役に立ちたい ページ9
宇髄さんは私を抱き抱えながら縁側に座って鬼殺隊のことを教えてくれた。
貴「私、鬼殺隊に入りたいです。」
その言葉に宇髄さんは怒ったような悲しいような音を立てていた
宇「駄目だ。死ぬかもしれないんだぞ。」
貴「もともと私は死ぬかもしれなかった。宇髄さんに助けてもらった命。貴方のために使いたい。」
私は庭に立ち宇髄さんの方を向いて片膝をついた。
宇髄さんに拾ってもらったおかげで感情を表に出すことができるようになったのだ宇髄さんに感謝しているんだ。
宇髄さんからため息が聞こえた後柔らかい音が聞こえた
宇「わかった。俺がお前を派手に育ててやる!A!今日からお前は俺の継子だ!」
貴「ありがとうございます!師範!」
そういうともう一つ言わないといけない事があると言いながら立ち上がり師範はハサミを持ちながらこっちにまた帰ってきた。
宇「前髪切るぞ!この派手に綺麗な目をしっかり使って修行するんだぞ!あと、お前は今日から宇髄 Aだ!俺の娘だ!よろしくな!」
そう言いながら師範は私の前髪を切りながら笑っていた
どんどん視界が広がっていく
そこにはとても温かい笑顔で笑う師範がいた
今日から私は音柱の宇髄天元の娘であり継子の宇髄Aになった。
その後姿を3人のお嫁さんは温かい目で見守っていた。
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作者名:凛 | 作成日時:2020年6月16日 13時