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きさつたい ページ7

私が起きると空は赤くなって太陽が沈みかけていた




宇「ん?起きたか。俺は仕事に行ってくる」



宇髄さんはそう言いながら私を抱き上げると須磨さんに手渡した。



きっと私はずっと宇髄さんに抱き抱えられていたのだろう



貴「仕事?」



私はこんな時間から仕事って何の仕事なのか気になって聞き返した。



宇「あぁ!また明日詳しく教えてやるから今日は飯食って地味に寝ろ!」



そう言いながら私の頭を撫でて武器を背中に持ち、お嫁さんに見送られて出て行った



須「よし!夕ご飯を食べましょう!今日はAちゃんがいるから張り切ったんですよ!」


須磨さんがフンスッ!と言わんばかりに私を見ながら嬉しそうに部屋へ向かった




雛「さ!いただきましょう!」



貴「いただきます。」


そう言いながら大きな机に広げられたご飯に手をつけた



いつも1人でこんな大きな机ではなく一人一人の部屋で食べていた私はこんなにご飯が美味しいものだとは知らなかった



貴「美味しいっ!これも!あれも!それも!!!」


美味しいそう言って食べてると3人はにこにこ笑ながら一緒にご飯を食べた。



こんなに沢山ご飯を食べたのは初めてだった。


むしろ、最近はずっと追手から逃げていたから食べない日が多かったし食べても草や虫だった。



また目頭が熱くなったけど宇髄に派手に笑えって言われたから泣きながら笑顔でご飯を詰め込んだ

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作者名: | 作成日時:2020年6月16日 13時

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