ただいま ページ48
走って蝶屋敷をでてしばらくすると懐かしい香りが漂う。
その香りがする方をみると4人の人影。
貴「皆さん!派手に回復しましたぁぁぁ!」
私は手を振りながら師範に抱きつく
そして須磨さん、まきをさん、雛鶴さんが後ろや横から抱きしめてくれる。
宇「派手に待ってたぞ!」
須ま雛「おかえり!」
貴「ただいま!」
3人は私の大好物のタコのお刺身と里芋の煮物を作って待っていてくれた。
宇「4人で食べる飯は派手にうまいな!」
私は師範の隣に座りむしゃむしゃとどんどん頬張っていく。
雛「そんなに焦って食べなくても誰もとらないよ」
ま「まだまだあるからゆっくり食べな!」
貴「派手に美味しくてつい焦っちゃいます!」
私が食べる姿を見て4人とも微笑んでいた。
須「ずっとAちゃんを待ってる間天元様もそわそわしながらご飯食べててよくお皿にあるおかずじゃなくて机にお箸刺したりしてたんですよ!」
宇「おい!須磨!それはいうな!派手に恥ずかしいだろ!3人とも塩と砂糖間違えたりお風呂沸かしたつもりが沸かせて無かったり、白飯の火をつけ忘れたりしてただろ!」
雛「なぜ私たちも巻き込まれるのですか!」
ま「須磨が、変なこというから!!」
その4人が笑っている姿を見て生きてて良かったとひたすらに思った。
こんなにも私のことを待ってくれている人がいる。
これから私は絶対に死なない。もっと強くなって誰にも負けない。
貴「皆さん大好きです!」
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作者名:凛 | 作成日時:2020年6月16日 13時