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汚い声 ページ39

?「いやぁぁぁぁ!!!誰!?誰この人!!!超可愛いのだけどぉぉぉぉぉ!炭治郎知り合い!?知り合いなのぉぉぉぉぉ!?ってか炭治郎だけずるいぃぃぃぃぃ!!」



黄色の髪をした人が汚い声で叫びながら炭治郎の手をはたき落として私の手を握った。



貴「派手にキモい」



私の顔はきっと凄い顔だったのだろう。



善「そんな顔するなよぉぉ!俺は我妻善逸だよぉぉぉ!」



私が彼の手をはたくと善逸は泣きながら自己紹介をしてくれた。


貴「私は宇髄 ?「なんだぁ?お前!強そうだな!勝負しろ!」


私が自己紹介をしようとすると遮られ、渋々そちらを見た。


貴「へ?猪?」



伊「違う!俺の名は嘴平伊之助だ!」



もうだめだ。頭の整理が追いつかない。


貴「えっと、私は宇髄Aデス。それではサヨウナラ」


私はそう言いながらこの事に関しては後で考えようと思いその場を後にしようとする。



善「Aちゃぁぁん!!置いてかないでぇぇぇ!1人で入っていくのは危ないよぉぉぉぉ」


だが善逸に手を繋がれて引き止められた。



中では今でも派手な異臭と音が止まらない。



ピキッ



私の中で何かが切れた。



貴「私、貴方と違ってへっぴり腰じゃないから。派手に戦えるから。これでも乙だから。離して。私を待ってる人がいるの。」



泣いてうずくまっても強くはなれない。



それは私が1番知っている。



私はそう言うとまた善逸の手を払い山の中へと走って行った。

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作者名: | 作成日時:2020年6月16日 13時

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