鬼 ページ30
とりあえず、落ち着いて鬼を探さないと...!
呼吸を整えて耳を澄ませる。
この禍々しい音...後ろからする。
貴「後ろの洞窟だ。」
ここは鉱石を発掘する場所。
後ろには大きな洞窟があった。
貴「行くか」
私は夜よりも深い闇の中に歩いて行った。
貴「なに見えない」
真っ暗すぎて何も見えない。
私がちゃんと前を歩いているのかわからなくなる。
こういう時は忍び時代に習ったことが活かされる。
きっと向こうにも私の存在はバレてる。
私は刀と刀を小さくぶつけた。
そしたらキーンという音が洞窟の壁にぶつかって反響してくる。
その音で洞窟の大きさ、壁の位置、敵の位置も把握する。
貴「なんだ。前にいたのね。派手派手じゃん」
鬼は私の前にいた。
鬼「ぶつかるまで待とうと思ったのに」
私はすぐに刀で首を切りに行くが間に合わなかった
鬼「遅いね。君。」
私はすぐに武器を持ち替えて扇子を出し風を出した
その風で私は洞窟の中から押し出されて洞窟の外に秒ででれる。
鬼「今まで見たことない武器を使うだね君は。」
鬼が後からできた。
貴「譜の呼吸伍の型 尺八」
足に力を入れて扇子をたたみ床を蹴る。
私の大きな扇子は床に穴を開けた瞬間、鬼にも穴を開けた。
貴「音の呼吸壱の型 轟」
鬼を扇子で床と一緒に刺した後師範から貰った刀で首を切った。
鬼「なっ....!」
鬼には何が起こったのかわからない。
気づけば首が切られていたのだ。
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作者名:凛 | 作成日時:2020年6月16日 13時