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お化粧 ページ20

気づけば日が昇り初めて師範の帰ってくる音がした



貴「おかえりなさい。師範。」



そう言いながら扉の前で立つと師範はやっぱりなと顔を覗かせた。



宇「派手に寝れてねぇじゃねーか。ちょっと待っとけ」


そういうと師範は急いで風呂に入りでてきた。



そして私を抱き上げると師範の部屋へと連れて行かれた。



貴「どうしたんですか?師範。」



私がそういうと私を師範の布団の中に入れて師範が私を布団の中で抱きながら寝かしつけてくれた。


宇「最終選別に行くまで時間がある。派手に寝ろ。」



そう言いながら私を寝かしつけてくれる師範はとても暖かくて心地よかった。



気づけば私は寝ていた。



宇「まだ子供なんだからしっかり寝ろ。」







起きると師範は既に目覚めていた。



宇「お!起きたか!なら準備するぞ」



そう言いながら私を鏡の前に座らせた。



宇「よし。目をつぶれ!派手にいいことしてやる!」



そう言われて私は素直に目を閉じた。



左目の周りがくすぐったいその後唇も何かを塗られた。



宇「できた!ほれ!みてみろ!派手に似合ってるぞ!」



鏡を見ると師範とお揃いのお化粧で色は私の目と同じ色。唇も血色の良い色になっていた。



貴「師範とお揃いですね!嬉しいです!うふふ」


そう言いながら私は自分の額当てをつけた。



その後、雛鶴さん、まきおさん、須磨さんにお化粧を見てもらって可愛いと褒めてくれた。



3人(立派に派手に育ったな...)


3人はそんな事を思ったという。

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作者名: | 作成日時:2020年6月16日 13時

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