助けてそーちゃん ページ6
「というわけで環くんにバレてたんだ。」
と僕は紡にも話した。
「環さんはなんて?」
「応援、してくれるって言ってくれた。」
「そっか、いい相棒をもったね!」
「本当、環くんには感謝しきれないよ。」
(王様プリンお土産に買っていかなきゃ。)
「あ、後環くんと僕達の3人で食事も行くことになったんだけど…大丈夫そう?」
「うん!初対面で緊張しちゃうと思うけど。」
「そっか、良かった〜。じゃあ空いてる時間とか分かったら教えて。」
「うん!楽しみだね!」
「そうだね。」
僕も頷づく。
そして3日後。
僕達はいつものファミレスに来ている。
少し早かったようだ。
「環くんいないね。」
「迷子…とかではないよね。」
(まさか…)
環くんにラビチャをしてみた。
─────
環くん、今どこだい?
─────
そーちゃん、た、す、け、て。
「環くんに何かあったみたい。」
すぐ行くと送って僕達は環くんを探しに行った。
あの猫フード…絶対環くんだ。
「環く…」
「あ、そーちゃん、と彼女。」
「はじめまして。紡です。」
「うす。環っす。はじめまして。」
「環くん、それのどこが助けてなんだい?」
「あ、そうだ。王様プリン3個買うごとに限定キーホルダーがついてくるんだよ!でも、金なくて。」
「環くん…何しに来たかわかって…」
「ふふふっ環さんって面白いんですね!」
「そーちゃん、俺、面白いの?」
「環くんは面白い方なんじゃないかな。」
(天然っぽいところとかね。)
「環さん、本当にありがとうございました。壮五くんの居場所を作ってくれて、背中を押してくれて、支えてくれて。私もものすごく感謝しています。」
「お礼言われること、俺してない。」
「十分していますよ!なので、環さんに王様プリンプレゼントします!」
「いーのか。そーちゃんの彼女…さん優しいな。」
「私もお礼がしたいんです!」
「あんがと。嬉しい。」
いえいえと笑顔を見せる。
そして環くんは無事王様プリン限定キーホルダーもゲットしてやっとファミレスに到着した。
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如月 藍夜(プロフ) - 柑橘類様、柘榴様、指摘ありがとうございました。 (2016年7月26日 18時) (レス) id: 643f5a8eec (このIDを非表示/違反報告)
柘榴(ザクロ)(プロフ) - オリジナルフラグ外すの忘れていますよ (2016年7月26日 16時) (レス) id: ac919c297c (このIDを非表示/違反報告)
柑橘類(プロフ) - オリフラ外してください (2016年7月26日 15時) (レス) id: bcabe2a7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月 藍夜 | 作成日時:2016年7月2日 14時