【本編】美しき月の華は。【月華隊】 (ページ1)

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【？？？／プロローグ・ユネル】ページ1

はぁ……はぁ…………これで生き残れば最終選別合格………………！

合格条件の鬼5体の頚を斬る。これは達成済み。後、2日生き残れば最終選別は合格できる！

『はぁっ………………っ！』

怪我が酷い。患部から出血して痛い。でも、頑張らないと。此処まで来て死ぬなんて…………！

取り敢えず……休憩できる…………所を！

．

．

．

何とか休憩できる所を確保し休憩してる。応急措置をして少しでも生き長らえるようにする。

その後は他の鬼に見つからないようにしながら逃げ回り8日目。心身ともにボロボロになった時、月狐山の入り口へと着いた。

やっと……終わった…………！合格……できたんだ！

そう心で喜んでると一人の女の子が出てきた。

「お帰りなさいませ。

貴方は、最終選別に合格致しました。」

これで、正式に月華隊に！長かった…………幾多の修行の山を越えて今、月華隊に入隊することが出来た。

「では、月華隊の説明を開始します。

まず、階級です。
下から3番星、2番星、1番星、月です。

貴方は今、1番下の3番星でございます。

次に、隊服です
隊服は、こちらの新月が体を測ります。
後に届きますので、少々お待ちください。

次に鎹鴉についてです。鎹鴉は一人１羽つきます。鎹鴉はその日の任務内容を連絡してくれます。

最後に、刀です。
刀は、こちらの月鋼を選ばれ、刀鍛冶がその鋼で刀を打っていただきます。
完成には1週間から2週間ほどかかります。

これで、月華隊の説明を終了します。」

女の子の説明を受けあらかた筋は理解できた。でも…………ここに居るのは………………………私たった一人だけ。他の者は全員鬼に殺されたのだ。

そして、私は"月鋼"と言うものを選ぶ。形大きさは様々。何を基準に選べば良いのか分からないので直感で選ぶ。その後は隊服の寸法を測り師範の元へ帰った。

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この話に出てきた最終選別合格者は誰でも良いですよ。