・ ページ40
.
大丈夫、すっかりアルコールは抜けている
よかった、仕事に支障はないな
夜まで仕事はないので部屋のベッドで寝っ転がって釣りの動画を再生
この世界に入るまでは毎日バス釣りしてたっけ
今じゃほとんど行けなくなって、お気に入りの釣竿はインテリアと化している
動画は普通におもろいから見てまうねんけど
部屋に何故か置いてあった韓国海苔をお供に流す
��｢んふふ、ないすふぃーっしゅ！｣
俺が一般人で居れる時間
アホみたいに動画再生して笑ったり、ギターを弾いてみたり、時々仕事に余裕が出来たら釣りに行ったり
��｢はぁー、笑った笑った｣
次のを再生しようと手を伸ばしたところで、ピロンと音がした
振り向くと、スマホを構えたしげちゃん
��｢あ、しげ、なんか用やったか？｣
体を起こしてベッドに座る
重｢んー？んふふ、�陲舛磴鶻擇靴修Δ笋覆 △△曚笋覆〇廚篤芦莢鵑靴燭辰拭�｣
どうやらさっきのは録画停止ボタンの音やったらしい
重｢…今日の調子は？｣
��｢おう！ばっちりやで！｣
重｢…そっか｣
ちょっとだけ、元気の無いしげちゃん
��｢…どしたん？｣
そう問うと、珍しく俺の隣に座って、俺の(ほぼ無い)肩に頭を乗せた
重｢あんなぁ、なんか良くない予感がすんねん
だから…その…しげちゃんパワーで除霊？｣
ぐりぐりと頭を擦り付けていたしげちゃんが上目遣いでこちらを見ている
俺の野生の勘は、自分のことになると急に働くのをやめるから
俺と同じくらい勘が当たるしげちゃんの存在がありがたい
��｢ん、しげちゃんが言うなら間違いないな｣
もう一度肩から首筋に顔を埋めたしげちゃんは何も言わない
��｢ありがとう。気をつけるな？｣
パッと顔をあげたしげちゃんの口角が不敵に上がっていた
重｢スキありっ！｣
しゅっと首にかけられたのは懐かしい香り
重｢んへへっ、じゃ、頑張れよー、�陲舛磴鵑叩�｣
…あいつほんっまなんやねん
ニヤニヤ悪…ニコニコ天使ちゃんは颯爽と俺の部屋から出ていった
これ、この前どこかで嗅いだ…
そこまで出てきたくせに、衣装を持ってきてくれた神ちゃんによって結局思い出すことは出来なかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 416人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
如月なつ(プロフ) - ニコニコさん» コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月7日 8時) (
レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - まじでこのお話が大好きですこれからも更新頑張ってください！！ (2021年10月6日 23時) (レス) @page35 id: 43a86f40a2 (このIDを非表示/違反報告)
如月なつ(プロフ) - もちさん» ぴゃー！！！(By重岡)(？？？) (2021年9月17日 22時) (レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
もち - 神ちゃんが可愛いすぎるぅぅぅぅ！！ (2021年9月17日 20時) (レス) id: e736566183 (このIDを非表示/違反報告)
如月なつ(プロフ) - もちさん» コメント、評価ありがとうございます。今から泣いてきます(？) (2021年9月11日 23時) (レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月 なつ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月18日 0時
