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はーい、と返事する前にドアの開く音がする
桐｢淳太くん！淳太くん！｣
中｢もうなんやねんー笑｣
照史の手が俺の太ももに、頭が肩に押し付けられる
桐｢いい匂い…｣
中｢照史、ちょっとこそばいわそれ｣
思わず身を捩れば、逃がさないようにと追っかけてくる
椅子のキャスターがコロコロと数cm後ろに進む
ぺろりと首筋を舐められる
中｢ひゃっ、なんやねん犬か笑｣
桐｢だって淳太くん落ち着くんやもん｣
パッと顔をあげた彼は多分、何が原因かは分からないけど、疲れてしまっているんだろう
よく鼻づまりを起こす彼が疲れた時は決まって俺の匂いを確認しにくるから
中｢ん、おいで｣
そう言うと力なく笑って、俺の首に手を回して膝立ちになった
桐｢淳太くん｣
中｢なんや｣
桐｢俺だけの首筋｣
また首に鼻が近付けられて、すーっと息を吸った
中｢んっ、照史、笑｣
よしよしと頭を撫でれば更に腕に力が入る
桐｢淳太くんを1番知ってるのは俺
崇裕じゃなくて俺
しげでももんちでも流星でも望でもなくて俺｣
中｢うん、せやな｣
桐｢香水、増えたん？｣
さっき棚を触ってたのがバレたんやろか、そんなことを聞いてくる
ちなみにこの棚は照史しか中身を知らない
中｢増えてないよ、笑
今日のピローミスト、どうしよっかなー思て｣
桐｢なーんや、そゆことか
増えたら1番に俺に言うんやで？｣
中｢分かっとるよ、言われんでも。当たり前やろ？｣
桐｢ん、淳太くんは俺の｣
そう言うと、照史は勝手に棚を開けて俺のお気に入りを一吹き手首にかけると部屋を出ていった
…今日のピローミスト、それにしよう
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如月なつ(プロフ) - ニコニコさん» コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月7日 8時) (
レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - まじでこのお話が大好きですこれからも更新頑張ってください！！ (2021年10月6日 23時) (レス) @page35 id: 43a86f40a2 (このIDを非表示/違反報告)
如月なつ(プロフ) - もちさん» ぴゃー！！！(By重岡)(？？？) (2021年9月17日 22時) (レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
もち - 神ちゃんが可愛いすぎるぅぅぅぅ！！ (2021年9月17日 20時) (レス) id: e736566183 (このIDを非表示/違反報告)
如月なつ(プロフ) - もちさん» コメント、評価ありがとうございます。今から泣いてきます(？) (2021年9月11日 23時) (レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 なつ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月18日 0時
