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神｢しげ？まだ起きてたん？もう1時なるで？｣
急に耳に飛び込んできた神ちゃんの声で現実に戻る
重｢なぁ、神ちゃん｣
神｢ん？｣
先程部屋に帰ったはずの神ちゃんが透き通ったガラスのコップに入れた一杯の、これまた透き通ったお水を持ち、俺の隣に体を沈めた
重｢知ってた？流星と小瀧が血繋がってないけど兄弟やって｣
神｢ううん、まさかあの時の噂の人達、兄弟にされてたとは思ってへんかったな？笑｣
可愛らしい顔とは逆に男らしい喉仏が上下に動く
重｢望みを叶えた流れ星、その流れ星の望みは誰が叶えるんやろな？｣
コトリ、コップの音が響いた
神｢さぁ、どうやろうな？案外流れ星も同じこと望んでて、ちゃんと叶ってるんやない？｣
ふふっと笑って、バンドエイドを貼った手が頭に降りた
神｢大丈夫、間違ってへんよ｣
俺の思考を読み取った神ちゃんはにっこり笑って、今度は俺の手を取った
重｢…温かい｣
神｢なぁ、しげ、いつか、他の皆の過去とか、俺らの過去を話す時が来るんやろな。でもあいつらならきっと大丈夫やから｣
その言葉にバチッと電気が走った
重｢あ、あ、っ！ごめん、なさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい！｣
ズキズキと頭が痛んでボロボロと目から水が落ちた
ふっと全身が温かくなった
神｢大丈夫やでしげ、落ち着き？
俺はしげと生きられて幸せ、しげは？｣
神ちゃんの言葉にふと我に返った
重｢ん、俺も…｣
神｢ならよし｣
薬用リップで少し縁が濁ったコップを片付けた神ちゃんは俺の手を引いて、強制的に神ちゃんの部屋に連れて行かれた
そして強制的にベッドに寝かされて、まるで小さい子を扱う様にあやされて眠くなっていく
神ちゃんが何か喋っているが、眠気で蕩けた頭には届かない
でもね神ちゃん、なんとなくわかるよ
ねぇ神ちゃん、そんなことしなくたって俺は…
そこで眠気に勝てずに眠りにおちた。
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如月なつ(プロフ) - ニコニコさん» コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月7日 8時) (
レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - まじでこのお話が大好きですこれからも更新頑張ってください！！ (2021年10月6日 23時) (レス) @page35 id: 43a86f40a2 (このIDを非表示/違反報告)
如月なつ(プロフ) - もちさん» ぴゃー！！！(By重岡)(？？？) (2021年9月17日 22時) (レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
もち - 神ちゃんが可愛いすぎるぅぅぅぅ！！ (2021年9月17日 20時) (レス) id: e736566183 (このIDを非表示/違反報告)
如月なつ(プロフ) - もちさん» コメント、評価ありがとうございます。今から泣いてきます(？) (2021年9月11日 23時) (レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 なつ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月18日 0時
