異変 ページ14
小瀧side
あの任務から数日が経った
流星がちょっと変、なのに気付いてたのは俺だけやなかった
何が変か、と言われると説明できないけど
各自お風呂も終えてのんびりしてた時だった
重｢なぁ流星、どうした｣
急なしげの振りに動揺してる流星
重｢や、なんか望に行かせた任務の時からちょっとずつおかしなってないか？ちゃんと寝れてるか？｣
しげは鋭い。そんな前からだったの俺は気付いてなかった
流星の動きが止まっている
神｢素直に言っていいんやで、流星｣
優しく神ちゃんに言われると、寝れている、と1つ頷いた
小｢…嘘つけ｣
俺の声の低さにびくっと肩を震わせた流星
小｢昔、思い出したんちゃうの？なんか流星、顔辛そうやし。あの日やられてしまった家族、｣
藤｢の！…っぞむ｣
流星の大きい声にびっくりする
藤｢や、だ｣
小｢ん、ごめん｣
その言葉にしん、と静まる
中｢…俺らそんなに信用出来ひん？｣
沈黙を破ったのは淳太
その言葉に勢い良く横に首を振る流星
藤｢しん、ど、い、｣
桐｢でも！俺ら流星の力になりたいねん！｣
��｢無理に話さんでもええけど、俺も流星の力なりたいで！！｣
神｢流星の辛い顔、見てられへん｣
重｢小瀧、流星の過去、知っとるんやろ？｣
口々にみんなが言う
小｢…どうする？流星｣
そう言うと、うるうるとさせた流星がこちらを向いた
小｢…俺は、流星に前に戻って欲しい。勿論、この任務の前でもええし、もっと昔でもいい
でもその前に今なんで流星がそんな辛そうなのか知りたい｣
そう言うと、ただ一言
藤｢ゆ、め｣
小｢夢？｣
藤｢あん、時、の｣
小｢…あん時の夢みた？｣
頷く流星を思わず抱きしめる
小｢大丈夫や流星、今はもうちゃうで。ほんまごめんな｣
重｢…何があったんか、今更やけど聞いてもええか？｣
眉を下げたしげ
小｢言ってもええ？｣
藤｢…う、たって｣
最近よう歌うな、なんて思いながら流星に聞かせると、安心したのかゆっくりと頷いた
─あれは、何年前やったっけな
俺も流星もまだ幼かった頃のお話。
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如月なつ(プロフ) - ニコニコさん» コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月7日 8時) (
レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - まじでこのお話が大好きですこれからも更新頑張ってください！！ (2021年10月6日 23時) (レス) @page35 id: 43a86f40a2 (このIDを非表示/違反報告)
如月なつ(プロフ) - もちさん» ぴゃー！！！(By重岡)(？？？) (2021年9月17日 22時) (レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
もち - 神ちゃんが可愛いすぎるぅぅぅぅ！！ (2021年9月17日 20時) (レス) id: e736566183 (このIDを非表示/違反報告)
如月なつ(プロフ) - もちさん» コメント、評価ありがとうございます。今から泣いてきます(？) (2021年9月11日 23時) (レス) id: e4d9d6f26f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月 なつ | 作者ホームページ：
作成日時：2021年2月18日 0時
